2023.07.04 UP 熱中症対策事業 プール利用者の安全を確保するための救護室を配備

プール利用者の安全を確保するための救護室を配備 岐阜県可児市

日本財団助成事業

毎年夏に日本列島を襲う猛暑。今年7月の日本の平均気温は、観測史上最も高かったそうです。全国各地で熱中症のリスクが高まっています。そうした中、B&G財団はプール利用時の熱中対策事業を今年度から新たに開始しました。
可児市B&G海洋センター(岐阜県)で、熱中症対策事業の「救護室配備式」が7月26日に行われ、可児市 冨田 成輝市長、B&G財団常務理事 朝日田智昭をはじめ、地元の小学生、関係者など約20人が出席しました。 また、式典後には水辺の安全教室が行われ、水辺で安全に活動する方法や、落水時の対処法などを学びました。

右から冨田市長、朝日田常務理事

右から冨田市長、朝日田常務理事

「熱中症対策事業」は、温暖化の影響により、夏場のプール室内が高温になることに配慮し、プールに救護ベッド・ベンチやエアコンなどを備えた救護室を設置し、利用者の安全を確保するため、2023年度から新たに実施。本年度は全国30ヵ所の設置を決定しました。

  • 熱中症対策

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冨田市長は、防災拠点事業などの支援について感謝を述べた後、集まった子どもたちに「安全性と利便性が向上したこのプールをどんどん使ってほしい」と述べられました。

B&G財団常務理事の朝日田は「危険な暑さが続いており、熱中症対策は喫緊の課題であると感じており、救護室を配備しています。夏休み中にプールにたくさん来て、健康づくりに励んでください。皆さんが元気に過ごせることを願っています」と挨拶しました。

水辺の安全教室の様子

水辺の安全教室の様子

救護室が整備され、熱中症対策や緊急対応がとれるように施設環境が改善されたプールで、より安心安全な利用を促進します。

2023年度熱中症対策事業実施一覧

No.地方区分都道府県市町村
1 東北 福島県 塙町
2 東北 福島県 田村市滝根
3 東北 福島県 小野町
4 関東 栃木県 さくら市喜連川
5 関東 茨城県 石岡市
6 関東 茨城県 五霞町
7 関東 埼玉県 久喜市栗橋
8 関東 埼玉県 松伏町
9 関東 千葉県 成田市大栄
10 中部 長野県 阿南町
11 中部 長野県 上松町
12 中部 長野県 生坂村
13 中部 岐阜県 可児市
14 中部 静岡県 牧之原市相良
15 中部 静岡県 磐田市竜洋
16 中部 三重県 伊勢市御園
17 中部 三重県 志摩市志摩
18 近畿 兵庫県 養父市おおや
19 中国 岡山県 美作市作東
20 中国 岡山県 奈義町
21 中国 岡山県 赤磐市吉井
22 中国 山口県 萩市むつみ
23 四国 香川県 高松市国分寺
24 北九州 福岡県 みやこ町豊津
25 北九州 長崎県 南島原市加津佐
26 北九州 長崎県 時津町
27 北九州 大分県 中津市耶馬渓
28 南九州 熊本県 津奈木町
29 南九州 鹿児島県 さつま町
30 南九州 鹿児島県 奄美市笠利

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