“海洋センターのロビー”を子育て世代の憩いの場に


「コミュニティ機能付加改修支援」~兵庫県篠山市の取組み~

 

古くから京都への交通の要として栄えてきた丹波篠山。その歴史を今に受け継ぐ町並みをはじめ、盆地特有の気候を活かした丹波黒大豆やデカンショ踊り、古民家をリノベーションした宿泊施設“NIPPONIA”などが全国的に知られています。

 

篠山市B&G海洋センターは、そんな魅力溢れる地域の人たちに親しまれ続けており、今年9月にはB&G財団の「コミュニティ機能付加改修支援事業」によってリニューアルされたロビーがお披露目されました。

 

本事業によって新規に購入された備品は計6品。可愛らしいサーモンピンクのソファ、小さい子供が外に出ていかないようにするための子供用フェンス、そしてカーペットや子供用シューズボックスなどです。

 

 コミュニティ機能付加改修支援事業によって購入した備品の数々。殺風景だった体育館のロビーが明るい彩りのスペースに生まれ変わりました


コミュニティ機能付加改修支援事業によって購入した備品の数々。殺風景だった体育館のロビーが明るい彩りのスペースに生まれ変わりました

 

利用者増のカギは子育て世代!

今年3月、それまで海洋センター体育館の隣にある公民館に拠点を置いていた子育て支援センターが、海洋センターに移ってきました。それにより、貸館としての利用がメインだった海洋センターが、子育て世代の憩いの場として活用されるようになりました。

 

 海洋センター体育館でのびのびと遊ぶ子供たち(わんぱくデーにて)


海洋センター体育館でのびのびと遊ぶ子供たち(わんぱくデーにて)

 

そこから、海洋センターは大きく変化していきました。ミーティングルームは、おもちゃや絵本で子供たちが自由に遊べるプレイルームに使用されるようになり、倉庫には地域の皆様から寄付していただいた遊具を保管。海洋センターの目玉イベントとして月に1度開催されるようになった「わんぱくデー」の時には、体育館が小さな子供たちが安心して遊ぶことのできる室内型アスレチックに変身します。

 

そして、冒頭で紹介したように、9月にはロビーがリニューアルされ、利用者がおしゃべりしたり、お弁当を食べたりすることのできる憩いの場として生まれ変わったのです!

 

 海洋センターが子どもや保護者の交流の場となっています


海洋センターが子どもや保護者の交流の場となっています

 

新たな価値を“付加”するために

コミュニティ機能付加改修支援事業が導入される前は、小さな子供にとっては少し寂しい雰囲気だった体育館のロビー。しかし、今ではおもちゃや絵本などで遊ぶことのできるスペースとして大活躍しています。海洋センターの近くには、自然を活用したアスレチックなどがあるものの、小さな子供が天候に左右されずのびのびと遊ぶことのできる場所は、子育て世代に重宝されているそうです。

 

新しく生まれ変わった海洋センターを、たくさんの地域の皆様に活用していただきたい!そんな想いを抱き、海洋センターと子育て支援センターがタッグを組んで、今後も新たな取組みを計画中です。

 

 ミーティングルームは子供たちに大人気のプレイルームに大変身


ミーティングルームは子供たちに大人気のプレイルームに大変身

 

例えば、ロビーやプレイルームを活用して絵本の読み聞かせを行い、その案内をチラシ等でPRするほか、センターに遊びに来る子供たちがリラックスできるように、ロビーにおもちゃや絵本を置き、季節に合わせた飾りつけで明るい雰囲気づくりを進めます。

 

また、近隣の保育園と連携し、園児たちと海洋センター利用者が共同利用することで子供同士の交流を促したり、育児に励むママやパパにほっこり一息ついてもらう工夫のひとつとして、セルフサービスのコーヒーメーカーをロビーに置いたりすることも検討しているそうです。

 

従来のスポーツ施設としての利用はもちろん、地域のニーズに合わせた“付加価値”を見出すことのできるコミュニティ機能付加改修事業。十人十色の海洋センターそれぞれが持つ素晴らしい価値を、最大限に活かすために何が必要なのか? 今後もB&G財団は、地域の皆様に喜んでいただけるような支援事業を行っていきます!

 

 移動式の椅子が危ないのでローラーを外す、海洋センター担当者の樋口さん 「できることは自分でやります!」と、張り切っていました


移動式の椅子が危ないのでローラーを外す、海洋センター担当者の樋口さん。「できることは自分でやります!」と、張り切っていました

 

 

 

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事業部 事業課 岡部 瑞季

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