最近気になる採用関連記事


皆さんこんにちは。総務部の岩井です。
 
新聞、ネット記事などで、最近よく目にする採用関連記事。
特に、人気就職企業ランキングなどの記事を良く見かけます。

 
今年は、「売り手市場」だそうです。「売り手市場」とは、企業が欲しい人材に対して、求職者数の方が少ないということ。
調べると、2023年3月に卒業予定の大学生・大学院生を対象にした大卒求人倍率は1.58倍だそうです。
特に従業員規模が1,000人以上の大手企業を中心に採用意欲が回復傾向にあるとのこと。
また、全国の求人総数は70.7万人に対し、学生の民間企業就職希望数は44.9万人。求人総数が約25万人上回っていることになります。
このことからも今年は全体的には「売り手市場」であり、人材確保のために手厚い待遇を用意するという企業も少なくありません。
 
更に調べてみると、従業員規模別の求人倍率データを見ると、300人未満の中小企業の場合、5.31倍と非常に高い数値であるが、5,000人以上の大企業は0.37倍となっており、大企業だけ見れば実はかなりの買い手市場といえそうです。
大企業、中小企業と分けてみれば、これだけの格差があり、学生側から見れば、簡単に「売り手市場」とはいえないのかもしれません。
世の中には、様々なビジネスがあり、業種、雇用者数、財政規模も違う。業種、規模によってはこの求人倍率も大小様々です。これから就職活動をする学生にとっては、採用活動しやすい環境なのではと私自身安易に感じていたが、本音の感触のところは学生自身に聞いてみないことにはわかりません。
 
「売り手市場」といわれつつも、「AIは人の仕事を奪うのか」という記事も最近良く見ます。
特に金融・保険業界ではAI化が進み、就職もかなりの厳しい競争が強いられるそうです。
このAIの登場によって、これから先「売り手市場」はいつまで続くのだろうかと考えてしまいます。
AI化が進む企業では、人がやるより断然に速い仕事はAIで効率化を図り、ビジネスチャンスを捉え利益の最大化を図ろうとします。AIの導入によって、学生生活で身につけた知識も変化の速い社会においては、もしかすると役に立たない知識となってしまう可能性もあります。
 
社会に出れば40数年は働くことになり、大学での4年間の勉強だけでは足りない。これからの時代、就職してからも、自から情報を入手し、社会の変化に対応していく自分なりの勉強が必要な時代なのかもしれません。
もし、自分が就活生だとしたら、どういう選択をするのだろうか。この時期になるとつい考えてしまいます。
 
 


常務理事 岩井 正人

2 コメント

  1. 浜田市三隅B&G海洋センター 阿瀬川 より:

    岩井さん、お世話になっております。 多様化する社会、自分たちも流動的に対応していく時代になりました。 最近は、A I報道を良く聞き、新聞でも見るようになり、いろいろと利便性も高まっています。しかし、A Iでは、難しい事があると思います。それは、人を心から笑顔にする事です。先日、中国ブロック総会が3年ぶりに対面で開催され、情報交換会、翌日の海レク実技研修では、皆様の笑顔がとても印象的でした。内面から込み上げる笑顔こそ人を育む事につがると改めて感じましたし、同じ思いを持って集まった指導者の輪が嬉しくとても有意義な時間でした。これからもA Iを活用しつつ、自然体験活動、郷土愛を推進すべく、岩井さん、また、あの浜田のお店で笑顔でお待ちしております!引き続き宜しくお願い致します❗️

  2. BG岩井 より:

    阿瀬川さん、お世話になっております。「AIでは難しいこと。それは人を心から笑顔にすることです」正に阿瀬川さんの仰る通りだと思います。素晴らしい言葉だな!と感激しました。コメントありがとうございます。中国B総会も大変おつかれさまでした。また、お会いできる日を楽しみにしております。

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