子どもから教わること


こんにちは、企画部企画課 梅木です。
寒の入りを迎え、厳しい寒さが続きますが、皆さまいかがお過ごしでしょうか?
 
お陰様で我が娘も2年と少しの間にスクスクと成長し、時折振り返った時に成長の早さに驚かされています。
例えば半年程前、娘は身の回りの物に興味を持つようになり、「コレは何?アレは何?」とシンプルな質問をどんどんするようになりました。最近は、「コレはママの物?」「アレはパパの?」と、「コレは何なのか」に加え「誰の物なのか」と、尋ねてくるように変化しました。
 
また、「お着替え」や「歯磨き」も自分自身でやりたくなり、出来るところまでは本人にやらせてみて、仕上げは手伝うという流れになってきました。時には最初からチャレンジせずに「出来なかった!」と甘えてくることもありますが・・・。それでも、最近の娘は「とにかく何でも自分でやってみたい」ようで、靴を早く履いて欲しい時に私が手伝おうとすると、「自分でやりたい!自分でやりたかった!!」と怒りながら必死に訴えることが多くなりました。
 
「親が子を待つ」ことの大切さと大変さを感じています。子のプライドを傷つけず、「やってみたい」というチャレンジ精神を大切にしつつ、大人の都合もクリア出来る様に、より良い対応を日々模索しています。時には「早くしてよー(※心の声)」とイライラしてしまう事もありますが、子どもならではのとびっきりの笑顔や、大胆なまでの素直さ、想像を超えてくる娘の成長や反応を家族と共に楽しんでいます。
 
 
【子どもにとっての遊びは成長の機会が満載】
雨の日が大好きな娘は、ニコニコとした表情で「傘をささなくちゃ、カッパを着なくちゃ!」、「水たまりがまだできていないね!!」と、楽しそうに保育園に向かいます。お迎え時に、水溜りを見つけてしまうと、「今がチャンス!!」とばかりに、躊躇なくドロドロの水溜りに飛び込んでいきます。当初は、服が汚れるし体も冷えてしまうからやめて欲しいなと思ったりもしましたが、「ドロドロの洗い物は夫にお願いしちゃおう(笑)」と思う様になり、どうせやるなら気が済むまで思いっきりやらせてみようと思う様になりました。思いっきり遊んでいる姿を見ると、逆に汚れに対する諦めもつきますし、見ていてこちらも気分爽快になります。
 
同じ水溜りを見ても、大人と違い、子どもにとっては好奇心をくすぐる魅惑の水溜りなのです。「水に触れる感覚」や「思い切り飛び込んだ時の水のはじける様子」を楽しんだりすることが、子どもの成長に役に立つのではないかと思い、危険な行動以外はなるべく見守るように気を付けています。また「あれダメ!これダメ!!」ばかり言うよりも、「思いっきり遊ぶこと」や何かに「チャレンジしよう」と思う気持ちが大事だと思っています。
服や靴が汚れるのが嫌なのは、親の都合ですからね…

可愛いピンクの靴もこの通りすぐに汚れてしまいます💦


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梅雨の時期は写真のような毎日が続きます… 💦

 

 
【遊びの中に”学び”がある】
子どもは1つの遊びをしばらく繰り返すことがありますよね。それを見た大人は、「それはさっきやったよ、次はこんな風にやってみたら?」とついつい余計な声を掛けてしまうことがあります。しかし、きっと子どもにとっては、楽しいから何度も何度もやってみて噛みしめているのだと思います。楽しかったことをまたやりたいという、純粋に「わくわく感」を楽しんでいるのだと思います。
また、オモチャにはそれぞれの遊び方がありますが、そんな事は子どもには関係ないようです。例えは、ブロックが携帯電話になったり、はたまた歌うマイクになったりと、想像創造を膨らませて楽しんでいるのが分かります。大人が想定していることを軽々と飛び越えて楽しい遊びを展開していきます。大人はこれまでの経験から物事を考えがちで、先入観や固定観念にとらわれていると痛感させられるとともに、子どもは遊びの天才だなと感嘆させられています。

これからも子育てを通じて、固定観念にとらわれることなく、柔軟な考え方を忘れないように楽しみながら子育てや仕事を頑張っていきたいと思います。
 
 


地方創生部 子ども支援課 梅木 文子

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