【B&G職員リレートーク】母の退院


事業課の坂倉です。

 

静岡の実家を離れて45年になる。
5年前に父を亡くしてから実家で一人暮らす88歳の母が、この6月、腰椎圧迫骨折のため自力で起き上がることが出来なくなり、初めて入院することになった。
地元の叔父から連絡を受けて駆けつけるも、コロナの関係で、東京からの面会者は病院になかなか入れてもらえず、何とか5分間のみ面会が出来た。顔色は良かった。

 

 

食欲旺盛で安心

 

入院から2ヵ月が過ぎた8月中旬。お盆くらいは実家で過ごさせたいという想いで、3日間の一時帰宅の要望を出したところ、リハビリも順調だったせいかすんなりOKが出た。
帰宅した日の夕食は、母の大好物の「寿司」、翌日は「うなぎ」を完食。食欲旺盛で一安心した。

 

 

突貫工事と契約書の嵐

 

病院に戻ってから1週間。担当医から「いつでも退院できますよ」との朗報が届いた。
しかし、実家は築45年の古い家。歩行困難者が移動出来るバリアフリーなど整っていない。
そこで、大急ぎで手すり・トイレ・段差解消・人感センサーの設置などを突貫工事で行い、何とか退院の日に間に合わせた。
同時進行で、生活を補助するため、ケアマネジャーの選定、デイサービス・ホームヘルパーの契約も一気に済ませた。

 

階段に手すりを設置

階段に手すりを設置

 

部屋のドアをカーテンに改修

部屋のドアをカーテンに改修

 

介護用器具の取り付け

介護用器具の取り付け

 

同居出来ない後ろめたさを感じつつ、母の「実家で暮らしたい」という想いを、当たり前ですが出来る限りサポートして行きたいと思います。

 

今夏、全国的なコロナ感染により、お盆に帰省を自粛した方が大勢いました。
いかがでしょう?コロナの感染状況を見ながら、もう少し涼しくなったら、故郷の親に元気な姿を見せに出かけてみませんか?

 

「親孝行したいときに親はなし」

 


事業部  坂倉 一寿

5 コメント

  1. 西日本アドバイザー 金久 博 より:

    親が居てこそ、坂倉さんの成長があったし、いつまでたっても親とは有り難く、感謝することばかりですね。息子としてできる限りの親の思いに答えられた態度は、素晴らしく、感心しました。坂倉さんは常に仕事に厳しくもあり優しさもあり、熱意のある積極的な方だと認識していますが、人が生きていくうえで家族というものは大変大事だと感じさせられますし、これからも母を大事にして、時々話し相手になってあげてください。 私も高齢の父母がいますが、一時期、脳梗塞で倒れ入院し、今は通院しながらリハビリや家の仕事をできる範囲でしていますので、息子として家の仕事を役所勤務の傍らしています。微力ながら。坂倉さんのお母様も自宅生活ができることとなってよかったですね。長期入院生活だと大変であったと考えます。何はともあれ自宅に無事帰れてよかったですね。お母様の新生活様式がスタートしたので、生活の考え方も少し違ってくるのではと思いますが、いずれにしても食欲旺盛で食べることができる心身共の健康状態であれば、これからはSDGsです。持続可能な新生活を健康で長生きできるよう過ごされることを願っています。 さて、台風9号10号の日本襲来の最中に、B&G指導員養成沖縄研修の実施、ご苦労様です。参集日・第1日目も台風の影響で大変だったと思いますが、順調ですか。日本は7月8月の台風が無く、局地的な豪雨は関東でも西日本でも各地であったものの、今年は雨の少ない夏を過ごしています。沖縄は、台風銀座ですが、本部町周辺はどうでしょうか。気候も沖縄独特の粘りのある生暖かい風や、あるいは、快晴の透き通るような青空とマリンブルーの海原でしょうか。快適なホテルでの食事も美味しいでしょうか。こんなことばかりを言っていても養成研修が進むわけでもなく、財団の指導教官と先輩指導者の献身的な努力と工夫により、全国の将来の地域海洋センターで活躍するB&G指導員を育てるという重要な使命を務め上げてください。また、養成研修期間中においてもコロナウイルス感染症予防や対策も緊張の中で進められていることと思いますが、何にしても、最後まで気を抜かず所期の目的達成に向けて、がんばろう養成研修in沖縄本部!で、がんばってください。 また、いつかお会いできます事を楽しみにしています。

  2. 匿名 より:

    金久アドバイザー様 ご公務お忙しい中、毎回、職員リレートークへのコメントありがとうございます。 これからも親を大切にしていきたいと思います。 さて、大型台風接近の中始まった第4回センターインストラクター養成研修ですが、天候も回復して、あの暑い沖縄で、日々汗を流しています。 今までになく少人数のためマンツーマンによるきめ細かい指導ができ、近年にない「最強の指導者」を養成してみせます。 コロナの影響で、プログラム以外にも気を遣う生活となりますが、最後まで気を抜かず頑張っていきます。 ありがとうございました。 沖縄より 坂倉

  3. 浜田市三隅B&G海洋センター 阿瀬川 より:

    お世話になっております。自分は、浜田市へ帰郷し23年経ちました。昨年から親が老けたな〜と思いまだまた長生きをして欲しいと感じ初め、近所のプールに入会手続きし、水着一式をプレゼントし、体調も良好になりました。 「親孝行したい時に親はなし」、これからも親孝行が出来る指導員を目指し、そして、レジェンド坂倉を目標に精進します。この度も大変貴重な経験をさせて頂き、また、集団行動の指導法も大変勉強になりました。明日から暑い日が続きますので、お身体に十分にご留意ください。ありがとうございました。空港より

  4. 苫前町B&G海洋センター 下田学 より:

    「親思う心にまさる親心」 大関部長と同じく都立高校出身の同じ年です。コロナの中、両親を思いながらの生活ですが、機会をみて帰省したいと思っております。 道内は30度超えから一気に気温が下がり、昨夜は窓を閉めるまで寒くなりました。そちらでは連日の熱い毎日が続いているかと思いますが、よろしくご指導の程お願い致します。

  5. 坂倉 より:

    阿瀬川さん、下田さん、コメントありがとうございます。 沖縄から母に電話して生活状態を聞いているのですが、毎回「お前も身体に気を付けて」です。いくつになっても子は子なんですね。 追伸:沖縄研修は天候もよく順調です。

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