【B&G職員リレートーク】時代は進みますが、古典的なものが一番


皆さん、初めまして!

今年4月から入社いたしました海洋センター・クラブ課の栗原です。あまりこういう文章は書き慣れていないので読みづらい点も多いかと思いますが、できるだけ柔らかく書いていきたいと思います。

 

さて、早速ではありますが、私は大学生時代に生物関連を専攻していました。具体的に言うとDNAやRNAとか…、ですね。目に見えない微生物や医薬品の作用機構などを学んでいました。一番解りやすいのは「iPS細胞」の分野という言い方でしょうか。

 

一応は理系に分類されるわけですが、一番理系らしい物理学はからきしでむしろ苦手な分野です。

 

 

 

1993年に新種の微生物として鹿児島市の南方300キロに位置する小宝島で発見されたThermococcus kodakaraensisについて学んでいました……。なんかいろいろ医療でも使われています。インフルエンザ検査とかね。

 

 

【SNSの時代ですね】

 

話は変わりますが、私は現代人らしくSNSを常に見ています。ツイッターを開いて、ツイッターを閉じ、インスタグラムを開いてはインスタグラムを閉じ、またツイッターを開いて、「あ、さっき見たな」と思ってまた閉じて、閉じた途端にツイッターをまた開いてしまいます。いや、もうこればかりは病的だ…とは自覚しているのですが、それは置いておきまして、SNSを見ていると面白い話が目につきます。

 

 

【水素水、覚えていますか?】

 

例えば、数年前に一世を風靡した「水素水」。

 

2007年に日本医科大学の太田成男教授が、医学誌「ネイチャー・メディシン」の電子版に「水素分子の抗酸化作用に関する論文」を発表したことで一世を風靡しました。論文内で太田氏は、脳梗塞の状態にしたラットに水素ガスを吸わせることで、水素分子が生体内から有害な活性酸素を除去し、脳梗塞状態を改善させる効果があったと主張しています。

 

しかし、まだヒトに効果があるとは言い難いのが現実です。あと、「水素水」の悪役とされている「活性酸素」ですが、こちらは免疫に役割を持っているとされていますから、「活性酸素」を潰せばいいと言うそんな単純な話ではないわけです。

 

 

【新しい美容法「血液クレンジング」】

 

最近、よく見るのが「血液クレンジング」ですね。

 

簡単に言いますと、体内の血液を一度抜き取り、医療用オゾンと混ぜ合わせて酸化させてからもう一度体内に戻すという美容法です。効果としては赤血球がより多くの酸素を運ぶようになるよう血管と血液に働きかけ、活性酸素を分解する酵素を増加させる効果があるとのことです。それにより、抗酸化力の向上・血液の流れの改善・免疫力のアップなどなど…。

 

いえ、否定はしませんが、確実に信頼できる医療機関などで行ってくださいね。

 

私はこの話を聞いた時、「感染症のリスク高すぎる…」と思いました。一回出した血液をもう一度戻すのですから、かなり慎重になってほしいと私は切に願います。

 

献血と似たようなものなのかもしれませんが、わざと血液を抜いてまた戻すという行為に個人的にはドン引きでした。

献血と似たようなものなのかもしれませんが、わざと血液を抜いてまた戻すという行為に個人的にはドン引きでした。

 

毎年、毎年、様々な美容法や健康法が生み出されては廃れていきますが、中には大学で聞きかじった程度の私でも「眉唾もんだな、これ」という怪しさ満点のお話もあります。ですから、情報の精査を正確に、冷静に、有名人がやっているとかそんな理由ではなく、あなた自身が行うかどうかを見定めてくださいね。

 

 

【本日の総括】

「ネットの情報は嘘ばかり」

これまで長々と語った私の話も鵜呑みにしてはいけません。特に何も話していませんけどね。

 


事業部 海洋センター・クラブ課 栗原 姫乃

1 コメント

  1. 西日本アドバイザー 金久 博 より:

    情報を得たり、常に世の中にある情報に注視したりする姿勢は、必ず仕事に活かされるのだと思います。また、自分自身の得手な分野、興味のある分野の情報が直接仕事に関わりがなくても、長い人生の中ではいつか何かを判断するときとかに役立つかも知れません。栗原さんの日々の仕事においても、無関心でなく積極的な関心を持って臨む考え方が重要ではないかと考えます。現在、海洋センター・クラブ課のお仕事においても、物事・出来事に関心を持ち、自分自身の個人的情報がいっぱいの状態でなければ、それはそれで仕事に影響がない状態であれば良いのではないでしょうか。SNSなどの情報は非常に速いスピードで拡散しており、TV映像ニュースと並行して流出していますが、マスコミ(報道機関)が正確性や確実な内容等を吟味して報道するものと比して、あいまいなものも多くあると感じますし、誹謗中傷的な内容もあるかもしれません。個人的な意見として存在するなどですが。 いずれにしましても、一つを見てそれを「そうであると決めつける」ことは、危険を含んでいる可能性もあると思いますから、現地を見て、体験してみて、多くの方々の意見に耳を傾けるなどして、自分自身の判断につなげるようにされることも、昔風かもしれませんが自分自身の自信につながるのではと感じます。 しかしながら、現在、仕事も生活も、世の中の出来事もスピード感が溢れており、のんびりと構えてはいられない時代かと。着実に積み上げる経験値も大きなものだと考えたりしますので、今後も、仕事や生活の中で様々な見聞や体験を積み重ねていただければ長い人生において心身ともに健康で笑顔のある楽しい人生となっていくのではないでしょうか。若い時の好奇心や一瞬一瞬を大切にする態度、趣味を持つことは大変いいと感じました。 ところで、新艇庫「うみてらす北の脇」オープン関連行事では大変お世話になりました。今後も、この新艇庫の活動事業を充実と地域づくりのため、ご指導ご協力ご支援をお願いします。 また、いつか、お会いできます事を楽しみにしております。

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