2022.07.19 UP 漂着ごみ専用ごみ箱「B&G拾い箱」 海岸の漂着ゴミを回収「B&G拾い箱」のお披露目(広島県呉市)
B&G財団は2021年度から、海を訪れた“誰もが、いつでも”
漂着ゴミを回収できる環境づくりとして、漂着ゴミ専用ごみ箱「B&G拾い箱」の設置を進め、設置自治体に制作費等の支援を行っています。
7月10日 広島県呉市蒲刈町の「広島県立県民の浜海水浴場」の海開きに合わせて、全国で3ヵ所目の設置となる「B&G拾い箱」のお披露目会が開催されました。
式典は、呉市 小松良三副市長、(株)県民の浜蒲刈
平尾俊正代表取締役、拾い箱に絵を描いてくれた地元蒲刈小学校・蒲刈中学校の児童生徒、呉市立呉高等学校の美術部員など80名以上が参列する中、地元の「フラグループ昭和」によるハワイアンダンスで賑やかに始まりました。
続いて、B&G財団常務理事 古山透、呉市 小松副市長、絵を描いてくれた児童生徒、地域住民の代表などにより除幕式が行われ、海岸に設置された「拾い箱」が披露されました。
「拾い箱」には、小学生による「大好きな海」の絵、中学生・高校生による「海洋ごみの現状や環境保全を訴える」絵やメッセージが描かれています。
県民の浜を訪れ、「拾い箱」の絵を目にした方は、誰もが海洋ごみについて考え、海を大切に思い、海岸をきれいにする行動をしてくれることでしょう。
式典終了後、参加者全員でビーチクリーンを実施、早速「拾い箱」に漂着ゴミが集められました。
また、海開きに合わせ「砂ASOBeach in 蒲刈」が開催され約500人が、無料メガSUP体験、海の学校、ビンゴ大会などを楽しみました。
夏らしい快晴にも恵まれ、「拾い箱」のお披露目、「砂ASOBeach in 蒲刈」が重なり、例年以上に多くの海水浴客が集まり、にぎやかな海開きとなりました。
海を訪れた“誰もが、いつでも” 漂着ゴミを回収できる「拾い箱」を活用いただき、みんなの力で美しいビーチを守りましょう。
B&G財団は2021年度から一時的な海岸清掃にとどまらず、地域住民をはじめ海を訪れた誰もがいつでも漂着ごみを回収できるよう、漂着ごみ専用ごみ箱「B&G拾い箱」の設置を開始しました。それぞれの地域での海洋ごみ削減を推進するため、設置自治体に対し製作費等の支援を行っています。