つむってみたら速かった!片目ジョギングの思わぬ効果


みなさん、こんにちは。企画広報課の清水です。今回は、私の趣味であるジョギングについてお話しします。

 

 

今年の正月休み、河川敷をジョギングしているときのことです。突風が吹き、砂粒が目に入り、左目が開けられなくなってしまいました。走りながら砂粒を取り除いたものの、目を開けると少しだけ痛みがあったため、その日は左目を閉じたまま走り続けることにしました。

 

2キロの周回コースを5周走り終え、時計を見ると、普段よりも約1分もタイムが速くなっていて驚きました。そういえば、少しの間、目を気にしていましたが、その後はまったく気にならずに、走っている間もあまりキツさを感じなかったように思いました。

「もしかすると、目をつむって走るほうが速いのでは?」。そう思った私は、それ以来、意図的に左目を閉じて走るようにしました。最初の2キロはコースの状況を確認するために両目を開けて走り、2周目から最後の1キロ手前までは左目を閉じて走ります。そしてラスト1キロは両目を開けてスパートをかける。両目を開けた瞬間、視界が開けて、「よし、スパートだ!」とスイッチが入る感覚も、けっこう気に入っています。

 

この方法で約半年間タイムを記録し続けたところ、片目を閉じて走った方が、平均で約40秒タイムが速いという結果になりました。視野が狭まることで集中できているのか、それとも無意識に余計な情報が遮断されているのか、理由ははっきりしませんが、私としてはランナーズハイの状態にスムーズに入れているような実感があります。

 

 

これはあくまで私の自己流ですし、視界が狭くなる分、走る場所やタイミングには十分な注意が必要です。私は、車の通らない河川敷の周回コースや運動公園内のジョギングコースに限っています。無理のない範囲で、自己責任のもと行うことが前提ですが、私にとっては思いがけない発見で、今ではすっかり習慣になっています。

 

みなさんも趣味を楽しんでいるとき、ふとしたきっかけで、これまでとは違った楽しさや新たな発見があるかもしれません。そうした偶然が、趣味をもっと面白くしてくれることもあります。これからも自分なりにいろいろ試しながら、マイペースで楽しく走り続けていきたいと思っています。


企画部 企画広報課 清水 康雄

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