たくさんの子供達に伝えたい!カヌーの楽しさと水辺の安全  (B&G錦江湾海洋クラブ)


2016年1月にB&Gの仲間に加わり、子供向けのカヌー体験会など、この1年活発な活動を続けてきた鹿児島県姶良市の「B&G錦江湾海洋クラブ」。

B&Gへの登録に至った経緯や今後の展望などを代表の安倍さんにお聞きしました。

錦江湾クラブ安部さんB&G錦江湾海洋クラブ代表 安部さん

 

B&G錦江湾海洋クラブ代表の安部直人さんは、大人のカヌー愛好者達とカヌーライフを楽しんでいましたが、いつか子供達にも水辺に活動の楽しさを伝えていきたいと思っていました。

 

川下りボランティアスタッフ川くだりイベントのボランティアスタッフのみなさん

 

 

そのような時に、仲間の一人から「日本全国にB&G海洋センター(艇庫)というものがあるよ。色々な活動水面で活動することができたら楽しいだろうね」という話を聞きました。詳しく調べてみると、B&Gは子供達への教育活動をしていることを発見!B&Gネットワークの仲間に入ることができれば、全国各地の水面でカヌーを楽しめる上に、子供達に指導する際も参加者に信頼してもらいやすいのではないか!と考えた安部さん。

B&G財団に電話で問い合わせをしたところ、ちょうどB&G海洋クラブの募集があることを知り、さっそく応募。ユニークな取組や多くの人に水辺の楽しさを伝えたいという安部さんの熱意が実り、晴れてB&G錦江湾海洋クラブとして活動をしていくことになったのです。

そして、2016年度からは、子供達を対象とした様々な事業を企画、実行しています。B&G海洋クラブの仲間入りをしてから新たに実施した子供向けイベント等はなんと20件!350名の子供達にカヌーの楽しさを提供しました。

 

 

池田湖イベント8月3日 指宿市仙田地区夏休み子供会カヌー体験

 

その活動の中でも、特徴的なのは、自閉症協会や発達障害児への支援を行っているNPOと連携して行ったカヌー指導です。現在、B&G財団でもインクルーシブな社会の実現を目指して、体験活動の機会をより多くの子供達に提供していく取組みを始めたところで、B&G海洋センターや海洋クラブにもその一翼を担ってほしいと思っています。

 

 

支援を必要とする子供を持つ会支援を必要とする子を持つ親の会イベント集合写真

 

 

カヌー体験をした子供達からは「親に助けてもらわなくても初めてのことが楽しくできた」といった感想をもらいました。障害を持った子供達は、親が色々と手を差し伸べる傾向にありますが、海と出会い、自分の力だけでカヌーを漕ぐことで、自分一人でもできることがあるのだと自信をつけることにつながったのではないでしょうか。

安部さんの活動は地元の姶良市にとどまりません。鹿児島市、指宿市、三島村、北薩エリア、熊本県天草市など広域で活動をしています。地道な活動が実を結び、県内外から反響があり、少しずつ活動も広がりをみせてきています。

自分の使命は「海と社会をつなぐこと」と言い切る安部さん。強い信念を持ち、周りの人達との連携を強化して、ますますパワーアップ中です!来年度も、地元錦江湾で行うカヌーマラソン大会や食と環境に係るシンポジウム、指宿市教育委員会と連携した水の学習プロジェクトなど新たなミッションに取り組みます。

 

 

ギネスに挑戦B&G財団事業「ギネスに挑戦!」に参加しました

 

 

B&G錦江湾海洋クラブのように、地元の子供達のために、水辺の活動を推進したい!そのような熱い想いをお持ちの方は、是非B&G財団にお問い合わせください。


事業部 海洋センター・クラブ課

1 コメント

  1. 吉野卓三 より:

    この美しい日本を守り育てていくことは今の時代至難の業で、こういった活動が非常に大切な時代となりました。 素晴らしい活動だと思います、これからも頑張ってください。

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