私のちょっとした幸せ、「今日は富士山、見えるか?」
日常のちょっとした幸せと言われて、思いつくことはありますか?私は休日の朝にゆっくり飲むコーヒー、犬との散歩中に咲く花を見て季節を感じるなど色々ありますが、その中でも特に嬉しいのが日本一の山、富士山を見つけた時です。
「今日は富士山、見えるか?」
そう担任の先生に声をかけられたのが中学1年生のとき。少し高台にあった私の中学校の窓からは、天気が良いときには富士山を見ることができ、私はよく外を見ていました。何気ない一言でしたが、私が富士山を見るのが好きだということを意識し始めたきっかけだったような気がします。
日本一の山、どこがいい?
富士山といえば、言わずと知れた日本のシンボルですよね。世界文化遺産にも登録されていて、昔から信仰の対象として大切にされてきました。私にとってのパワースポットで、なぜ惹かれるのか具体的に表現するのは正直難しいのですが、私が惹かれるポイントのひとつが唯一無二のシルエットです。
左右にスッと伸びたきれいな稜線は、どこから見ても「あ、富士山だ!」と一目でわかる安心感があります。冬のキリッとした空気の中での姿もいいし、夕焼けに染まる「赤富士」も最高。見る場所や季節によって表情を変えるので、何度見ても「おっ」と思ってしまう、不思議な魅力を感じます。

稲村ケ崎からのシルエット富士山
300km先からも見えちゃう!?
これはちょっとした豆知識ですが、富士山は条件さえ良ければ、和歌山県(那智勝浦町など)からも見えるらしいのです。その距離、なんと300km以上!空気が澄んでいる冬場は、遠くからでも見つけやすい「富士山ウォッチング」のベストシーズンです。ぜひ見に行きたいものです。
私の「富士山ルーティン」
無意識に富士山を探すのがクセになっています。 通勤電車では、富士山の見える側を向いて立ち、多摩川付近になったら外を見て探します。新幹線に乗るときは、東京から大阪方面へ向かうなら進行方向の右側席を迷わずキープ。飛行機でも「どっちの窓から見えるかな?」と事前にチェックするのが、旅の小さな楽しみです。
私の「推し」富士山スポット3選
ここまで日常のちょっとした幸せとして、富士山についてお話してきましたが、日常ではなく休日の目的地として個人的なおすすめを3カ所紹介させていただきます。
1. 日本平(静岡県):圧倒的な開放感と「夢テラス」
アクセス抜群で、最初におすすめしたいのがここ。2018年にオープンした「日本平夢テラス」からは、360度の大パノラマが楽しめます。駿河湾越しにそびえる富士山と、眼下に広がる清水港のコントラストは、まるで絵画のような美しさです。

日本平からの駿河湾と富士山
2.大観山展望台(神奈川県):ドライブの最高地点で出会う絶景
車好き・ドライブ好きの方にはたまらないスポット。標高1011mまで一気に駆け上がると、目の前には芦ノ湖、その奥に富士山がどっしりと構える「箱根を代表する景色」が待っています。天気が良ければ南アルプスまで見渡せる贅沢な場所です。

大観山から芦ノ湖と富士山
3.鍋割山(神奈川県):登った人だけが味わえる「ご褒美富士」
少し体力に自信があるなら、丹沢の鍋割山(なべわりやま)へ。ここの名物はなんといっても山頂で食べるアツアツの「鍋焼きうどん」ですが、それ以上に心を掴まれるのが富士山の近さ。遮るもののない山頂から見る雄大な姿は、登山の疲れを一瞬で忘れさせてくれます。

鍋割山の鍋焼きうどん
まだまだおすすめスポットはたくさんあるのですが、キリがなくなるのでこの辺にしておきます・・・
私の日常のちょっとした幸せから、富士山愛について語ってまいりましたが、皆さんも忙しない日常のなかで、少し視線をあげたり、立ち止まってみたりすると、ふぅと一息つけるような、心が温まるような、そんな瞬間を見つけられ、日常が少しだけ色づくかもしれません。そんな日常の小さな幸せと、あと富士山もぜひ探してみてください!
この記事を書いた
B&G財団職員 が
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