【B&G職員リレートーク】「時の記念日」で感じたこと


こんにちは、総務部の清水です。

 

6月10日は「時の記念日」でした。日本初の時計(水時計)が時を刻み、鐘を打った日にちなんで制定されています。祝日ではありませんし、私を含めてこの日を意識している人は少ないと思いますが、先日、娘が幼稚園で時の記念日に描いた絵を持って帰ってきました。

 

先生から時計の長針と短針の役割を教えてもらった後、自分の好きな時間を絵にしなさいと言われて描いた時計の絵です。絵には横一直線の9時15分が描かれていました。理由をたずねると「友達のお母さんが自動車教習所に通っていて、ハンドルを握る位置は9時15分だと言っていたから。みんながおやつ時間の3時を描いているので、別の時間を描こうと思った」とのこと。

 

それは課題に出された好きな時間とは違うと思いながら、私が習った頃は10時10分だったと思うと同時に、これまで当然と思っていたものが覆される、時代は変わっていくということをこんな些細なことから改めて感じた次第です。

 

通勤途中の街並みや通過する駅周辺の再開発などを見ていると、あまりの変わりように驚かされることが多くあります。オフィスビルや高層マンションがあちらこちらに建ったり、道路の付け替えが行われたり、変化のスピードは本当に早い。仕事に置き換えても同様に、周囲の環境はめまぐるしく変わっており、その変化にいち早く気付き、自分自身が変化していかなくてはならないと強く感じています。

 

B&G財団は、2年前から「青少年健全育成推進5ヵ年計画」に基づき、海洋センターを従来のスポーツ振興の場だけでなく、子供から高齢者、障害者など“誰もが気軽に集える場”へと大胆にシフトし、地域の活性化を目指す取り組みを進めています。

 

また、ひとり親家庭、児童養護施設、特別支援学校をはじめ、機会に恵まれない子供たちに自然体験活動の場を提供する「体験格差解消事業」や、大学と連携した人材育成、指導者養成研修の大幅な見直しなど、新たな事業に積極的に着手しています。

 

 

前述の「地域コミュニティ再生モデル事業」「体験格差解消事業」のほか、「障害者と健常者のヨット大会」「東京湾海洋体験アカデミー」「避難所開設訓練」「ペットボトル浮きギネスチャレンジ」「大正大学フィールドワーク実習」「艇庫を活用した地域連携・活性化事業」「臨海学校の受託事業」などの新規事業を実施。現在ではこの2年以内にスタートした新規事業が全体の約3割を占めています。

 

今後も海洋センター・クラブ、指導者はもちろんのこと、海洋センター所在の390自治体と連携し、時代の変化や社会のニーズに対応した新たな事業を推進するとともに、変化し続けるB&G財団でありたいと思っています。
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地方創生部 防災推進課 清水 康雄

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