2022.04.08 UP バリアフリー化と器材配備 「バリフリー化お披露目式」を開催 (天城町B&G海洋センター)

日本財団助成事業

3月30日(水)、鹿児島県天城町役場で、天城町B&G海洋センターの「バリアフリー化お披露目式」と天城町商工会女性部の「車いす贈呈式」が行われ、町長、教育長はじめ町商工会の関係者が出席しました。

写真前列右から天城町院田教育長、森田町長、B&G財団菅原理事長、町商工会女性部上岡部長

写真前列右から天城町院田教育長、森田町長、B&G財団菅原理事長、町商工会女性部上岡部長

「海洋センターのバリアフリー化と器材整備」事業は、海洋センターを障害者と健常者が分け隔てなく運動等を楽しめる施設に改修することで、地域コミュニティの活性化を図ることを目的に2年前から実施しています。

天城町では、50万円の助成金を活用し、「更衣室・シャワールームの段差解消」、「プール腰洗い槽の埋め戻し」などの改修を実施しました。

  • 更衣室 段差解消

    更衣室 段差解消

  • シャワールーム 段差解消

    シャワールーム 段差解消

  • 腰洗い槽 埋め戻し

    腰洗い槽 埋め戻し

お披露目式にあわせて、天城町商工会女性部の「車いす贈呈式」が行われ、海洋センターに車いす1台が寄贈されました。

天城町商工会女性部では10年前から「小さな愛の活動(車いす贈呈事業)」に取り組んでおり、イベントでの出店やアルミ缶回収などの活動を通じて地域貢献資金を捻出。町内の福祉施設などに毎年、車いすを1台ずつ贈呈しています。

天城町商工会女性部の上岡部長は「女性部でもミニバレーの練習場所として海洋センターを長年使っており、大島郡の大会で優勝するなど、会員相互の交流を深めている。このたび海洋センターに車いすを寄贈する運びとなり、住民の皆さんの健康づくりに役立ててほしい」と挨拶されました。

森田町長は「昨年は防災拠点事業でも助成いただき感謝している。今回のバリアフリー化を通して、健康な方もハンデキャップを抱える方も、全島の地域の皆さんが集い、運動を楽しみながら交流を深める拠点として、さらに利活用していきたい」と話されました。

天城町B&G海洋センターでは、今後、障がい者と健常者が一緒に楽しめる機会を積極的に提供していきます。

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