海洋センターのバリアフリー化と器材配備 「パラスポーツを体験しよう!」を開催(香川県高松市)

海洋センターのバリアフリー化と器材配備 「パラスポーツを体験しよう!」を開催(香川県高松市)

日本財団助成事業

2020年11月28日(土)、高松市国分寺B&G海洋センター(香川県)で、バリアフリー化と器材配備事業の一環として、「パラスポーツを体験しよう!」イベントを開催。高松市スポーツ協会と香川県障がい者スポーツ協会の主催で184人が参加し、障がい者と健常者が一緒に卓球バレー・車いすバスケットボール、ボッチャなどの競技を楽しみました。

 

当日は、参加者の検温や手指消毒、体育館の換気はもちろんのこと、体験時間を1時間半ずつの3部構成にして人数に制限を設けるなど、新型コロナウイルス対策を講じて実施しました。

この事業は海洋センターを誰もが使いやすく、パラスポーツを楽しめる施設にすることで、地域コミュニティの活性化を図ることを目的としています。高松市国分寺海洋センターでは50万円の助成金を活用し、卓球バレーやボッチャなどの用具、緊急時に担架にもなる移動式ベンチを購入しました。

 

卓球バレーは、ラケットでパスを回して、ネット下を通過させて、相手コートに返球します。卓球台からボールが落ちるか、3打以内に返球できなかった場合に相手の得点となるルールで、1チーム6人制で最大12名まで楽しめます。

※画面をクリックするとYoutubeの動画が開きます

車いすバスケットボールでは、香川県車いすバスケットボールクラブの選手達による3対3の模擬試合も行われていました。選手の巧みなチェアワークやスピード感ある迫力満点のプレーに、参加者はみな驚きの表情を見せていました。

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プールではカヌー・SUP体験試乗会を行い、子ども達が大はしゃぎでカヌーに乗る姿が印象的でした。

また、今回購入した移動式ベンチは、緊急時には座面が取り外して担架にもなり、万一の時に役立ちます。

子どもやお年寄り、障がいの有無などに関わらず、参加された方々に分け隔てなく一緒に楽しむ、笑顔いっぱいのイベントでした。実際にパラスポーツを体験することで、障がいのある方への理解やパラスポーツへの関心が深まったものと確信しています。

 

 

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