2022.03.17 UP 海洋センターを活用した学習と体験による子育て支援事業「BG塾」 鹿児島県 B&G大崎わんぱーく海洋クラブ2021年度BG塾表彰式を実施
B&G財団は、夏休みなど長期休暇中の児童が勉強だけでなく郷土学習や防災教育・自然体験・スポーツなど様々な学びを行う 子育て支援事業「BG塾」を2018年から全国の海洋センター・クラブで実施しています。
2021年度は、56ヵ所でBG塾が開かれ、各地域で工夫を凝らした学びが行われました。
その中から特に優れた活動を行った5ヵ所が選ばれ、B&G大崎わんぱーく海洋クラブが「NPO法人が大崎町教育委員会の後援を得て、コロナ禍でも5日間で310名もの多くの児童が参加した。」ことが評価され、「特別賞」で表彰されることになりました。
3月15日(火)、大崎町役場応接室で「B&G大崎わんぱーく海洋クラブ2021年度BG塾表彰式」を実施しました。
表彰式には、B&G大崎わんぱーく海洋クラブ 藤井光興会長をはじめクラブ関係者約15名と来賓として大崎町町長 東靖弘様が出席された他、南日本新聞、南九州新聞が取材に訪れました。
関係者が見守る中、B&G財団 理事長 菅原悟志からクラブを運営するNPO法人わんぱーく代表理事新宮邦久氏に「表彰状」と5万円相当の副賞が手渡されました。
表彰を受けた新宮代表理事は「思いがけない表彰をいただき驚きと嬉しさでいっぱいです。色々な支援をいただきながら、キャンプなどの自然体験活動やクラフト活動を行い、青少年健全育成に取り組んできました。NPO設立の目的に“子どもたちが立派に育ち、地域のリーダーとして活躍して欲しい”という思いがありました。NPO設立の2009年当時の活動に参加してくれた子どもたちも30歳近くになっています。泣き虫だった子、やんちゃだった子、引きこもりだった子、色々なタイプの子どもがいたが、それぞれが立派に育ち、社会の一員として活躍してくれていると信じています。今日頂いた特別賞を励みに、新しい子どもたちと出会い、成長を楽しみ、関係機関と協力してますます努力したい。」旨お話しくださいました。
ご来賓の東町長は、「B&G財団は全国の青少年健全育成のため日々活動されていると聞いています。B&G大崎わんぱーく海洋クラブは、体験活動を通じて心豊かな青少年を育てていくという思いを持って活動しており、B&G財団の方針にも一致しています。毎年夏休み、春休み時期には、海洋クラブの開講式や閉講式に藤井教育長と出席し、活動を拝見しています。今回の受賞を機に、今後ますます地域の子どもたちの心豊かな健全育成にご尽力いただくものと期待しています。」旨お話しくださいました。
BG塾は、子どもたちの様々な学びの機会であると共に、“安心して子どもを預けることができる”と保護者からも評価いただいています。要望を受け、従来最大5日間としていた開講日数を2022年度からは最大10日間に延長します。今後さらに、地域ごとに工夫を凝した学びの場となることが期待されます。
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