海洋センターを活用した学習と体験による子育て支援事業「BG塾」
海洋センターを活用した学習と体験による子育て支援事業
「BG塾」
BG塾とは
BG塾は、夏休みなど長期休み期間に、地域の人材を活用し、子供たちに宿題などの学習、マリンスポーツや自然体験、運動などの体験活動を提供する子供の居場所づくり事業です。
"勉強だけではない"、"運動だけでもない"多様な活動を行う、海洋センターを活用した楽しい子供たちの居場所づくりを目指しており、共働きやひとり親世帯などの子育て世代を支援するものです。
夏休みでは、2人に一人の子どもが一人でだけ食事している
厚生労働省などの調査によると、共働き世帯は48%を超え、ひとり親家庭も増加傾向にあることが分かっています。また、夏休み期間中に「子供だけでお留守番」することがあるとの回答が50.3%占めるとの調査(※)もあります。
当財団の実施したアンケート調査でも、49%の子どもが、夏休みに一人で食事することがあると回答しており、2人に一人の子どもが、孤食を経験していることが分かっています。同調査では、4人に一人の子どもが夏休みにあまり友達と遊ばないと答えるなど、夏休みを一人で過ごす子供たちが確実に増えています。(※2014年 アクサダイレクト生命 「小学生の夏休みの過ごし方」調査より)
夏休みになると増える親の"困りごと"とは
一方、夏休みなどの長期の休み期間になると、保護者の"困りごと"も増えることが当財団のアンケート調査から分かりました。「子供をひとりで留守番させているという精神的負担が増える」「子どものテレビの視聴時間や、ゲームをする時間が長くなり、注意することが多いのでストレスがたまる」などの意見があり、夏休みになると子供に関する困りごとが増えると答えた数は57%にもなります。
「学習」と「体験」の両輪を実施
そこで、B&G財団では、地域のスポーツやコミュニティの拠点として活用されている各地のB&G海洋センターにおいて、マリンスポーツや自然体験などの指導ノウハウを活用し、夏休みなどの長期の休み期間に、宿題などの学習とマリンスポーツなど様々な体験活動を行う「BG塾」を2018年度から実施しています。
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