【B&G職員リレートーク】経験して分かる事
職員リレートーク初めまして、大分県の国東市役所から自治体派遣職員としてB&G財団で働いている、企画部広報課の竹尾洋介(たけおようすけ)と申します!
暑かった暑かった夏が終わりに差し掛かりましたが、皆さんいかがお過ごしでしょうか。
私は、地方から来たということもあり、都会を大満喫しております。大好きなプロ野球チーム「横浜DeNAベイスターズ」の試合をみたり、ボルダリングをしてみたり、ときには「乃木坂46」「アリアナ・グランデ」などのライブに行き声を枯らしたりとアクティブで楽しい日々を過ごしております。
8キロをカヌーで
皆さん、急ですが「カヌー」に乗ったことがありますか?
私は今年の夏に初めてカヌーに乗りました。そして夏の終わりに1人で8キロ漕ぎました。といいますのも8月28日(月)に鹿児島県長島町主催で行われました「第32回カヌー長島海峡横断大会※」に参加してきました。熊本県天草市の牛深港から対岸の長島町B&G艇庫まで8キロを約50人の子どもたちと完漕しました。
海と危険と安全
私はこの行事の話を聞いて最初に思いました。ちょっと危険そうだなと。「なんせ、まだまだ小中学生なのに大海原にでて8キロを漕ぐなんて」と思っていました。私の小学生時代なんて、足がつかない所にいくのさえ怖かったのに(笑)
しかし、いざ大会に参加してみると、漁船や海上保安が10隻以上、また子供たちの監視役として私含め、指導者の方が20人以上という厳戒態勢のもとスタートでした。本当に驚きました。子供たちも良い意味で危険を感じていないような、きついけど楽しそうな表情でした。
指導者や運営として携わる時に安全を第一に考える。当たり前と言われれば当たり前ですが、自分の中の「安全」と他の人が考える「安全」は違います。社会を考える上で重大事故が1件あれば「ヒヤっとした、ハッとした」は329件あると言われるハインリッヒの危機管理の法則があります。全ての行事に事故が起きる前提で危険を回避するあらゆる方策を考える必要があると思います。
私はこの行事がここまでの厳戒態勢を敷くとは思っていませんでした。それが私と長島町の安全に対する認識の違いだと思います。役所に戻っても、B&Gでも行事の企画運営の仕事することはあると思います。今回は「安全」というキーワードで考えましたが、どんなことでも、自分の価値観だけでなく周りの職員の意見や他の自治体、企業も参考にしながら仕事をしていきたいと思いました。
※カヌー長島海峡横断大会とは
長島海峡横断大会は長島の自然に親しみながら、本大会を通じて長崎県島原・熊本県天草・鹿児島県長島間の三県架橋構想の実現に向け機運を高めることを目的とし開催しています。