「この季節の行事と言えば」


2025年も気が付けば1月が終わり、あっという間に2月に入りました。2月の行事と言えば2月2日の「節分」は皆さま、どうお過ごしになられたでしょうか。

幼少期は、「節分」には「鬼は~外、福は~内」の掛け声に合わせて豆を投げる、歳の数の豆を食べる、恵方巻をその年の方角に向かって無言で食べるなどなど、行事としてやることは知っていたものの、改めて「節分」についてきちんと知っているか言われると自信がなかったので、この機会に調べてみることにしました。

(諸説あるものもありますが、今回は私が調べたものを掲載させていただきます)

 

そもそも「節分」とは、文字通り季節の分かれ目を意味するそうです。江戸時代以降は立春の前日を指すこととされたそうです。

 

季節の分かれ目「節分」

 

その「節分」になぜ豆まきをするのかというと、季節の変わり目に起こりがちな病気や災害を鬼に見立て、それを追い払う儀式としてはじまったそうです。

 

豆まきについて子どもの頃気になっていたのは、強くて恐いものの象徴として取り上げられる「鬼」がなぜ「豆」くらいで追い払えるのか?という漠然とした疑問はありつつ、当時は豆をまくことが楽しく、その点について追及していませんでした。

 

調べてみると「豆は「魔滅(まめ)」に通じ、鬼に豆をぶつけることにより、邪気を追い払い、一年の無病 息災を願うという意味合いがあります」という説が出てきました。

 

豆が嫌いな鬼

 

えっ、これって単なる語呂合わせでは・・と思ってしまいましたが、この他にもお祝い事には「めでたい」鯛を食べるとか、フクロウは「不苦労(苦労知らず)」で縁起が良いなんて言われるくらい、日本人は昔からダジャレのような言葉遊びが好きなんだなと改めて思った次第です。

 

昨今の温暖化や異常気象の影響で日本の「四季」も春と秋が極端に短くなる「二季」になるのでは、という話を聞くようになりました。本当にこのまま気温が上昇して季節が変わるようなことが起こると、古くから伝わる行事や習わしも時期や内容も変化していく可能性がありそうですね。

 

話は戻り、季節の変わり目は体調を崩しやすいので皆さんも豆まきをしつつ、体調管理もしっかりしてお過ごしください。


事業部 海洋センター・クラブ課 山口 雄介

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