2020年度「B&G学生ボランティア養成事業」

女子大生が小学生にカヌーを指導
豊川市小坂井B&G海洋センター(愛知県豊川市)

日本財団助成事業

  • 2020年12月28日(月)、豊川市小坂井B&G海洋センター(愛知県)で、学生ボランティア養成事業が行われ、岡崎女子大学と椙山女学園大学から2人の大学生が参加しました。

学生ボランティア養成事業は、大学生や高校生にマリンスポーツを楽しみながら習得してもらい、心肺蘇生法やロープワーク実習などを通して、指導ボランティアとして活動推進の協力者になってもらうことで、海洋センター・クラブにおける充実した指導体制をつくることを目的に2019年度から実施。

 

まず実技研修からスタート。ライフジャケットの有用性、人員確認の方法、カヌーの各部の名称と働きを説明し、パドリングの練習をプールサイドで行った後、早速乗艇。フォワード・リバース・ターンなどストローク練習を約2時間繰り返し行いました。

 

最初はなかなかまっすぐに進めず、旋回するカヌーに苦戦するも彼女たちの飲み込みは早く、短時間でしっかり漕げるようになりました。終盤にはこの研修に一緒に参加していた豊川市教育委員会スポーツ課の4人も含め、チームに分かれてリレーを楽しめるまでになりました。

 

その後すぐに、地元の小学生を対象とした「カヌー体験教室」のサポートスタッフとして指導実習を行いました。3密回避のため、定員を15人とし、当日は教室を2回実施。

 

誘導、人員確認、乗降時の補助を行うとともに、積極的に声掛けをして、子どもたちとコミュニケーションをとっていました。2回の指導実習を通して、サポートスタッフとしての役割をしっかりこなせるようになったと思います。

 

 

研修終了後、「子どもたちとうまくコミュニケーションがとれてよかった」「子どもたちの喜ぶ顔が見れてうれしかった」と学生たちは笑顔で話してくれました。

 

豊川市小坂井海洋センターでは3月にも同様の研修を行うほか、次年度以降も定期的に実施し、学生ボランティアを増やして、充実した指導体制を整備していきます。

 

これまでの取り組み

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