指導者養成研修 「第4回 センター・インストラクター養成研修」はじまる!
「第4回 センター・インストラクター養成研修」が、2020年9月5日(土)から沖縄県本部町の「マリンピアザオキナワ」ではじまりました。
3年前からヨットやカヌーなど海洋性レクリエーション専門の指導者と、水泳を専門とする指導者に分かれていた2つの資格を統合し、新たに「センター・インストラクター養成研修」として、これまで以上に幅広い指導ノウハウを習得できる資格へと変更。
北海道から鹿児島まで11自治体から15人が参加し、2020年9月29日(火)までの25日間の合宿研修に臨みます。今年度は、新型コロナウイルス感染症対策として、3密を避けるため少人数制とし、沖縄での研修は実技をメインとし合宿期間を短縮。オンライン講義も取り入れ、withコロナに対応した研修スタイルで実施します。
B&G指導者研修では、集団での合宿生活の中、海洋性レクリエーション(主にヨット・カヌー)の実技や水泳の基礎指導、水上での安全管理、心肺蘇生法のほか、子供の自助意識向上のための安全教育、高齢者の健康づくりや障害者を含むインクルーシブな活動への対応などを習得します。
開講式では、B&G財団理事長菅原悟志は研修生に対し、「コロナ禍で15名と例年よりも少ない人数での開催となりますが、その分濃厚な研修内容となります。密接な人間関係を築いてください。25日間の集団生活という非日常を経験することで、仲間たちと協力することや助け合いの精神を学んでいただきたい。そしてそれは 実社会で必ず役に立ちます。皆さんは地域住民の健康づくり、青少年の健全育成という使命があります。その自覚をもってこの研修の一分一秒を無駄にせず充実したものにしてください」と挨拶しました。
また、研修生を代表して、相田尚香 研修生(北海道新篠津村B&G海洋センター)が「私たち第4回センター・インストラクター研修生一同は、恵まれた環境の中で全国から集まった仲間と切磋琢磨し、青少年の健全育成をはじめ、地域住民に愛される指導者を目指して努力することを誓います」と誓いのことばを述べました。
一定の審査基準に合格した者は「B&Gセンター・インストラクター」として認定、各地のB&G海洋センターに配属され、海洋性スポーツ等の実践活動や自然体験・環境教育を通じた青少年の健全育成ほか、幼児から高齢者・障害者を含む地域住民の健康づくり及び防災力の強化にもつながる地域コミュニティの活性化に努めます。
研修の様子は、フェイスブック(B&G指導員)からご確認いただけます。
指導者養成研修は、B&G財団の理念の一つである、「青少年の心身の健全育成」「地域住民の健康づくり」を、全国の海洋センターで担っていく指導者を養成するもので、1976年から実施、これまで養成した人数は20,000人を超えます。
本指導者養成研修は、環境大臣により「環境保全活動・環境教育推進法」に基づく人材認定事業に登録されています。
1日のスケジュール
6:30 | 起床、寝具の片付け・整理 |
---|---|
7:00 | 日朝点呼、海浜清掃 |
7:30 | 朝食 |
9:00~12:00 | 課業 |
12:00 | 昼食 |
13:00~17:30 | 課業(※実技の場合は13:30から) |
17:30~18:30 | 自主トレーニング(プールも利用可) |
18:30 | 夕食 |
19:30~20:30 | 課業 |
20:30~23:00 | スケジュール伝達、入浴、自由時間 |
23:00 | 消灯 |
全体のスケジュール
※下記のPDFファイルをご参照ください。
関連ページ