活動記録 「第3回 センター・インストラクター養成研修」ヨット・カヌー実技始まる!

活動記録 「第3回 センター・インストラクター養成研修」ヨット・カヌー実技始まる!

日本財団助成事業

沖縄県本部町B&G海洋センターで開催中の標記研修で、6月10日(月)からヨット・カヌー実技が始まりました。

センター・インストラクターは、B&G海洋センターを拠点として、地域住民の健康づくり・地域コミュニティの活性化などを担います。

しかし、全ての海洋センターに「艇庫や海洋クラブがあり、ヨット・カヌーを実施できる」わけではありません。

さらに、ヨット・カヌー実技には「舟艇などの器材、指導監視の人員、手間と時間とノウハウ」が必要で、実施する負担とリスクが大きいのです。

それでは、「なぜ 海洋センター指導者全員がヨット・カヌーを履修する」のでしょうか?

①プールを使用した「ヨット・カヌー プログラム」を指導するため

②県やブロックが開催する事業で「ヨット・カヌー プログラム」を指導するため

③海のすばらしさを体験し、海を大切に思ってもらうため 等々

これらすべてが正解です。

しかし 最大の理由は、「B&G指導者の養成にはヨット・カヌーが有効」と考えるためです。

「陸を離れ、人間の自由が利かない空と海の間に、舟で乗り出し、安全に陸に戻るための作法・心がけを学ぶ」ことが、B&G指導者に役立つのです。

海に出る際は、「舟の性能と状態・自己(+同船者)の技量と状態・海況と今後の予測・海上で得られる支援・避難ルート」などを考えて、出航の可否を自身で決定します。

そして、自分の知識と経験を超える難局に直面しても、諦めずに陸に戻る。

このような「思考と行動の様式、心がけ」を身に付けるため、研修生は沖縄の海に舟を出します。

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