活動記録 「第3回 センター・インストラクター養成研修」始まる!

活動記録 「第3回 センター・インストラクター養成研修」始まる!日本財団助成事業

地域で愛される指導者になるために

青少年の健全育成と地域の「健康づくり・人づくり」を担うB&G指導者を養成する研修「2019年度 第3回 センター・インストラクター養成研修」が、6月2日(日)から沖縄県本部町のマリンスポーツ拠点「マリンピアザオキナワ」にて、始まりました。

北海道から沖縄まで77自治体から81人が参加し、7月4日(木)までの33日間の合宿研修に臨みます。

B&G指導者研修では、集団での合宿生活の中、海洋性レクリエーション(主にヨット・カヌー)の実技や水泳等の基礎指導、子供の自助意識向上のための安全教育、高齢者の健康づくりや障害者を含むインクルーシブな活動への対応をはじめ、水上での安全管理、心肺蘇生法(資格取得)等を習得します。

開講式では、B&G財団理事長菅原悟志が、研修生に対し、「約一カ月間の研修中はつらいこともあると思うが、理想の指導者になるためには、この非日常の経験が成長の糧となります。皆さんは市町村を代表してこの研修に臨んでいることを忘れてはいけません。研修中は失敗を恐れずいかなる困難な状況においても諦めず積極的にチャレンジをする精神を養っていただきたいと思います。挑戦なくして変革は生まれません。各個人が持つ感性、柔軟性、突破力に大いに期待しております。」と挨拶しました。

また、研修生を代表して、大和弘典研修生(徳島県阿南市B&G海洋センター)が「この恵まれた環境の中、全国から集まった仲間と切磋琢磨し青少年の健全育成をはじめ、地域住民に愛される指導者を目指して努力することを誓います。」と誓いのことばを述べました。

一定の審査基準に合格した者は「B&Gセンター・インストラクター」として認定、全国各地域のB&G海洋センターに配属され、海洋性スポーツ等の実践活動や自然体験・環境教育を通じた青少年の健全育成ほか、幼児から高齢者・障害者を含む地域住民の健康づくり及び防災力の強化にもつながる地域コミュニティの活性化に努めます。

研修の様子は、フェイスブック(B&G指導員)からご確認いただけます。

B&G財団の指導者養成研修は、B&G財団の理念の一つである、“青少年の心身の健全育成”や“地域住民の健康づくり”を、全国の海洋センターで担っていく指導者を養成するもので、1976年から実施、これまで養成した人数は約20,000人となります。

本指導者養成研修は、環境大臣により「環境保全活動・環境教育推進法」に基づく人材認定事業に登録されています。

1日のスケジュール
6:30 起床、寝具の片付け・整理
7:00 日朝点呼、海浜清掃
7:30 朝食
9:00~12:00 課業
12:00 昼食
13:00~17:30 課業(※実技の場合は13:30から)
17:30~18:30 自主トレーニング(プールも利用可)
18:30 夕食
19:30~20:30 課業
20:30~23:00 スケジュール伝達、入浴、自由時間
23:00 消灯
全体のスケジュール

※下記のPDFファイルをご参照ください。

「2019年度 センター・インストラクター養成研修スケジュール」(PDF形式/85KB)

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