未来に海を残すために 全国一斉清掃活動
「海ごみゼロフェスティバル」活動レポート

海ごみゼロフェスティバル in 横芝光町
横芝光町横芝B&G海洋センター、横芝光町光B&G海洋センター(千葉県)

CHANGE FOR THE BLUE 海の未来を変える挑戦

子ども健全育成大使の酒井法子さんも参加
横芝光町屋形海岸に約130人が集まった海ごみゼロフェスティバル

B&G財団は、千葉県横芝光町と共催で6月9日(日)千葉県横芝光町屋形海岸において、海ごみゼロフェスティバルを開催しました。

当日は、横芝光町佐藤晴彦町長をはじめ、海洋クラブ員や横芝敬愛高校の生徒、サーファーと一緒に、子ども健全育成大使の酒井法子さんも海浜の清掃活動に参加。約130名の方々が、屋形海岸の海浜清掃を行い、海岸に打ち上げられたたくさんのゴミを拾いました。

プラスティックごみによる深刻な海洋汚染は、8割は陸に投げ捨てられたゴミが川を伝って海に流れ着いたものであると言われています。今回は栗山川周辺環境ボランティアも同時に清掃活動を行い、町全体として河川・海洋ごみについて町民の意識を高める一日になりました。

海ごみゼロフェスティバルに駆け付けた子ども健全育成大使の酒井法子さん

子ども健全育成大使の酒井法子さんは、海をきれいにするために私たちにできることとして、「①ゴミを減らす ②ごみを資源として再利用する ③ポイ捨てしない の3点をみんなが力を合せれば、海を守る大きな力になるでしょう」と参加者に訴えました。

実施概要

日  時 2019年6月9日(日)10時30分~11時30分
実施場所 千葉県横芝光町屋形海岸
参加人数 130人

参加した人たちからは、
「たばこの吸い殻のごみが多くびっくりしました」
「思っていたよりも、ペットボトルや空き缶のゴミがたくさん落ちていてビックリした」
「家族で海洋ゴミについて考える良いきっかけになった」
「毎月サーフィンの仲間と清掃活動をしています。清掃活動をしても、また明日にはゴミが漂着しています。海辺だけの問題ではなく、街中でのポイ捨てなど普段の生活から気をつけたい」など、海ごみに対する意識の高まりを感じさせるコメントが聞かれました。

この海ごみゼロフェスティバルは、日本財団と環境省による“これ以上海にごみを出さない”という社会全体の意識を高めることを目的とした海と日本プロジェクト、「CHANGE FOR THE BLUE(チェンジ・フォー・ザ・ブルー)」において推進されている海ゴミ対策プロジェクトにB&G財団が賛同し、全国のB&G海洋センター・海洋クラブと共に海洋ゴミ削減に向けて取り組んでいる全国一斉清掃活動です。

B&G財団では、特に5月30日(ごみゼロの日)と6月8日(世界海洋デー)前後の5月25日から6月9日までを海ごみゼロウィークとして清掃活動を強化して実施。

同期間においては、全国89ヵ所で約1万3千人が清掃活動に参加していただきました。