子育て支援事業2020年度「BG塾」レポート

「BG塾」レポート(宮城県大崎市)
大崎市松山B&G海洋センター

日本財団助成事業

大崎市松山B&G海洋センター(宮城県)では、夏休みの5日間、市内の小学生15人が参加し「BG塾」を開催しました。夏休みの宿題や課題に取り組むことに加えて、カヌー教室や防災教室、夏に欠かせないうちわ作りなど、さまざまな体験活動を行いました。

事業の実施あたり、地域づくりに参画する中高生ボランティアとして大崎市で登録している「ジュニアリーダー」に協力してもらいました。

 

「BG塾」とは

共働き・ひとり親家庭を支援することを目的に、夏休みや冬休みなどの長期休暇中、海洋センターが子どもの居場所となって、宿題や自由研究などの「学習」とマリンスポーツや海遊びなどの「体験活動」を提供し、子育てをサポートする取り組みです。

 

体験活動は工作・防災・カヌー教室を実施。工作教室では「うちわ作り」「ミサンガ作り」を行いました。

うちわ作りは、事前に各自で描いた完成予想図をもとに、カラーモールやキラキラペンで仕上げました。ミサンガ作りは、編み方の基本をレクチャーした後、平編みやななめ編みなど難しい編み方をそれぞれ実演しながら指導しました。

ジュニアリーダーのお兄さん、お姉さんのアドバイスの受けながら、子供たちは丁寧に作品を仕上げました。

  • うちわ作り

  • ミサンガ作り

防災教室では防災紙芝居(PDF形式/8.8MB)を活用して、地震や大雨に遭ったときの行動について意見を出し合った後、防災カードゲーム「なまずの学校」をグループに分かれて行い、災害時に発生する様々なトラブルの解決方法について話し合いました。

カヌー教室は松山海洋センター指導者会の協力を得て、プールでカヌーにチャレンジ。初めての子供もすぐにコツをつかみ、全員笑顔でパドリングを楽しみました。

  • 防災紙芝居

  • 防災カードゲーム「なまずの学校」

  • カヌー教室

  • パドリングを楽しみました

担当者の感想

  • コロナ禍の短い夏休みを楽しく過ごしてもらいたいとの思いで、さまざまな体験プログラムを企画しました。元気に取り組む子供たちの姿を見て、この事業の魅力を感じました。

 

今年度は各地の海洋センター・クラブの協力を得て、コロナ禍にあっても29ヵ所の海洋センターでBG塾を実施します。今後も子供たちの成長に欠かせない体験活動の機会を積極的に提供していきます。

 

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