子育て支援事業2020年度「BG塾」レポート
子どもも大人も大満足の「無人島ツアー」
「HONKI University B&G海洋クラブ」(神奈川県)は2021年3月27日(土)、28日(日)の春休みの2日間、昨年度の「BG塾」のファイナルイベントとして、「無人島ツアー」を実施。コロナ禍で修学旅行が中止になってしまった子供たちのために、海洋クラブをあげて、クラブ員の思い出づくりをお手伝いしました。
「BG塾」とは
共働き・ひとり親家庭を支援することを目的に、夏休みや冬休みなどの長期休暇中、海洋センター・クラブが子どもの居場所となって、宿題や自由研究などの「学習支援」とマリンスポーツや海遊びなどの「体験活動」を提供する、子育て支援事業です。
参加したのは16名。1日目は船で島に渡り、到着後、テントたて、火起こし、食糧確保(釣り・貝探し)を行い、ドラム缶風呂、空き缶炊飯、キャンプファイヤーなどを実施しました。
2日目は「いかだで無人島を脱走!」に挑戦。1.5キロ先の出発地点まで、悪戦苦闘しながらも、手作りのいかだとパドルを漕いで戻りました。子どもたちは「火起こし、ドラム缶風呂、キャンプファイヤー。全部いい思い出になった」と大絶賛。子どもも大人も大満足の体験活動となりました。
HONKI University 海洋クラブは、2020年度のBG塾として、冬休みと春休みを活用し、2020年12月から2021年3月にかけてBG塾を10日間実施。地元の公民館を利用し、コロナ禍の影響で活動人数の制限などの対策を行って実施。延べ73人が参加しました。
学習の時間は、学校の宿題に取り組む以外に、漢字の練習やドリルなどを中心に、苦手科目を克服できる内容で実施。体験活動は、しめ縄や勾玉づくりなど工作のほか、缶蹴りや大縄跳びなど外遊びを取り入れながら実施しました。
2021年度もクラブ員を中心にさまざまな体験を提供していく予定です。
HONKI University B&G海洋クラブ(神奈川県)は、県立辻堂海浜公園のサザン池を拠点に障害者と健常者が一緒に楽しめる「ユニバーサルカヌー体験会」を年間を通して実施。カヌー協会をはじめ、看護師、大学生など多くのボランティアが協力し、年間約4,000人が参加。肢体不自由児や知的障がい児の家族会を対象とした体験会を企画し、障害のある子どもたちが水に親しむ機会を提供している。
2021年度のBG塾は現在、実施いただける海洋センター・クラブを募集しています。興味のある方は、電話(TEL:03-6402-5314)やメール(center@bgf.or.jp)で海洋センター・クラブ課までお気軽にお問合せください。皆さまからのご申請をお待ちしております。
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