活動記録 2019 B&G 全国ジュニア水泳競技大会を開催

2019年8月17日（土）、東京都江東区の東京辰巳国際水泳場で「2019B&G全国ジュニア水泳競技大会」が開催されました。同大会は、全国各地のB&G地域海洋センター、B&G海洋クラブで水泳の練習に励む子供たちと障害のあるジュニアアスリートを対象に成果発表の場と参加者相互の交流を図ることを目的に開催されているものです。今回は区切りの20回大会であるとともに、“水泳の聖地”辰巳国際水泳場で開催する最後の大会となりました。昨年を上回る全国27都道県から28チーム617人が参加、子供たちは「最後の辰巳」で熱い戦いを繰り広げ、16個の大会新記録が生まれるなどレベルの高い大会となりました。総合優勝は、男女ともに優勝した山梨県チーム。大会史上初の五連覇を達成、昨年に引き続き強さを見せました。

また、昼休みのエキシビションには、大会顧問でオリンピック銀メダリスト中村真衣さんを含む3人のオリンピアンが登場、トークショーや模範泳法披露、SON所属選手、西日本豪雨災害被災地代表選手らを率いて対抗戦を行う交流リレーなどを行い、会場を盛り上げました。

今年は、チーム一丸となった熱い応援の効果もあってか昨年を大きく上回る16個の新記録が生まれるなどレベルの高い大会となりました。

閉会式では、B&G財団の菅原悟志理事長が挨拶。「今日は皆さんの泳ぎ、そして仲間たちに送る声援に勇気と感動をいただきました。辰巳国際水泳場での大会は今年で最後になり、来年は一度B&Gの大会はお休みになりますが、これからも毎日練習して頑張ってもらいたいです。大切なのは、仲間を大切にし、敬い、仲間たちに尊敬の心を持って応援すること。これからの人生辛いこともあるかもしれませんが、今日の日を忘れず、必ず支えてくれる人がいる事を忘れず、自信をもってつらいことや悲しいことを乗り越えていってほしい」と述べ、大会を締めくくりました。

昼休みの交流イベントには、大会顧問でオリンピック銀メダリスト中村真衣さんとロンドンオリンピック銅メダリスト上田春佳さん、北京オリンピック入賞種田恵さんが登場、未来のオリンピアンへエールを送るトークショーや模範泳法披露などを行いました。ゲスト3人がジュニアアスリートを率いて対抗戦を行う交流リレーでは、スペシャルオリンピックス日本・東京（SON）から3人、西日本豪雨災害で被災された西日本チームを代表して岡山県チームから6人の計9人のジュニアアスリートが参加、3人のオリンピアンとともにチーム対抗レースを行いました。チームごとに笑顔で観客席に手を振り登場、協力して順位を競った結果、中村真衣さんチームが優勝しました。表彰式では、ゲストスイマーのサイン入りTシャツやグリコのお菓子詰め合わせなどをもらって嬉しそうオリンピアンと握手する子供たちの姿が印象的でした。

大会顧問、中村真衣さんから中村真衣賞として、遠くから来てくれたで賞・チーム応援賞・リレー優勝チーム賞、3つの特別賞が対象チームに贈られました。

【お知らせ】
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何卒、ご理解のほどよろしくお願いいたします。

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