新人研修 【実技編】カヌー・SUPの基礎と指導法を学ぶ
新人研修 【実技編】カヌー・SUPの基礎と指導法を学ぶ
2020年7月8日(水)~7月10日(金)の3日間、若洲ヨット訓練所(東京都江東区)で新入職員7人(自治体派遣研修生3名)にマリンスポーツの実技研修を行いました。この研修は、①カヌーとSUP操船の基礎技術、②指導上の留意点と安全管理、③初心者向けの指導法の習得を目的としています。
初日は午前に座学で指導者の心得やロープワークを学び、午後はカヌーの実技を行いました。陸上でパドリング動作の練習や安全なカヌーの運搬方法などを学んだ後、海上に出艇。風速16mの強風の中、フォワードストローク(前進)、ストッピング(停止)、リバースストローク(後退)などの基礎動作を繰り返し練習しました。
ロープワーク
ディズニーランドや葛西臨海公園を望める素晴らしい眺望でのカヌー基礎練習
2日目にはSUPの実技を行いました。SUPは一定の安定感がり、老若男女問わず気軽にはじめられることが魅力の人気が高いマリンスポーツです。
参加者のほとんどが初心者であったにもかかわらず、しばらくすると感覚をつかんで全員が漕げるようになりました。SUPについても基本的な漕ぎ方、乗る姿勢など繰り返し練習するとともに、指導の基礎を身に付けました。
サップ実技
3日目は指導実習を行いました。新入職員同士が指導者役、生徒役に分かれ、ロールプレイング形式で指導練習を行い、お互い個々に改善点を指摘し合いながら、初心者にわかりやすい指導を心掛け繰り返し練習しました。
指導実習
背浮きの練習も実施
岡勇太さん(岡山県奈義町より1年間出向)は「マリンスポーツは初めての経験だったので、新鮮な気持ちで臨むことができました。また、指導をする側、受ける側の両方を経験することで、相手に伝わりやすい指導とはどういうものかを学ぶことができました。技術的な面ではSUP・浮身が苦手だったので練習が必要だと感じました。これから多くの事業に参加し、安全に指導ができるよう取り組んでいきます」とこの三日間を振り返りました。
次回は、横芝光町光B&G海洋センター(千葉県)で「水辺の安全教室」の実技研修を行う予定です。