川で溺れた友人を助ける
小学生が人命救助!
【B&G水辺の安全教室】

川で溺れた友人を助ける
小学生が人命救助!
【B&G水辺の安全教室】

教室で習ったことを思い出し、自ら飛び込まず大声で救助を要請

 10月1日(日)、都内の河川で釣りを楽しむ小学6年生のA君と、付き添いで来ていた小学2年生のB君。釣りに夢中になっていたA君をよそに、川沿いを歩いていたB君は、何かに躓き、川に落水してしまいました。

 とっさにどうしたらよいかと考えたA君は、1ヵ月前に学習した「B&G水辺の安全教室」の内容を振り返り、自ら飛び込まず大声で救助を要請。対岸にあるマリーナの職員が、その叫びを聞きつけ、ボートを出艇させ、救助を行いました。

 事故当時、B君はリュックを背負っており、うつ伏せで水面に浮いているところを救助され、現場での迅速な対応により一命をとりとめました。

 ポイントは、落水者を発見したA君の対応(自ら飛び込まずに大声で救助を要請)。自ら飛び込んだ場合、落水者と共に溺れて二次被害が出る恐れもあります。

 B&G財団では、そのような二次被害を防ぎ、安全に楽しく水辺で活動してもらうため、毎年都内小中学校をはじめ全国のB&G海洋センター・海洋クラブと協力し、子供たちに"水辺で命を守る術"を伝える「B&G水辺の安全教室」を実施しています。
 昨年は、全国で延べ10万人以上がこのプログラムを学んでいます。

 皆さんも、水辺に遊びに行くときは万が一を考えライフジャケットを、そして落水者を発見した時は、大声で救助を要請する、ペットボトルなどの浮く物を投げ入れるなど、自らが飛び込まない方法で救助を行いましょう。

お問い合わせ

「B&G水辺の安全教室」に関する資料等ご希望の方は、03-6402-5313 事業部事業課「水辺の安全教室」担当までご連絡ください。