活動記録 B&G水辺の安全教室
都内33の小・中学校と特別支援学校で実施

活動記録 B&G水辺の安全教室
都内33の小・中学校と特別支援学校で実施

カヌーの楽しさと水辺の安全知識 生徒と先生、約4000人が学ぶ

 B&G財団は、子供たちが水辺での体験活動を安全に楽しむことができるよう、都内の小中学校を対象に「B&G水辺の安全教室」を展開しています。

 今年は6月28日から9月15日にかけて都内33校の小・中学生に、7 月 11 日には高等部単独の知的障害支援学校である東京都立足立特別支援学校で実施しました。水辺の安全教室と同時に、カヌー体験を学校プールで行い、多くの子供たちが水辺の楽しさを学びました。今年度の都内学校での参加は、生徒3961人、教員研修会の先生124人で合計4085人に上りました。

ライフジャケット浮遊体験

小学6年を担任する先生は「プールでカヌー体験をすることができ、生徒たちは大喜びでした。水辺の安全知識も含め、素晴らしい授業になりました」

 B&G財団が行っている安全教室の事業は、着衣泳や背浮き、ライフジャケット浮遊体験、ペットボトルなど、身の回りの浮く物を利用して落水時の対処法を子供たちが学ぶもので、学校授業の一環としてプール授業にあわせ行っています。
 学校プールで実施することから、多くの子供たちに水辺の安全とカヌーの楽しさについて学んでもらうことができるのが特徴です。

特別支援学校で高2の知的障害児も 水辺の安全を学ぶ

 7月11日の東京都立足立特別支援学校では、障害の有無にかかわらず、水辺の安全に関する技能と知識を身に着け、楽しさを実感してもらいたいと学校の依頼を受けて実現しました。同校普通科2年生の体育授業として取り組まれたもので、昨年に続き2回目となりました。当日は、 43 人が、着衣泳や背浮き、ペットボトルを使った浮き身などのほか、カヌーにも挑戦しました。

特別支援学校の生徒がカヌーを体験

家族にも教えたい ぜひ来年も

 参加した生徒と先生から感想が寄せられました。

◆小5女子
「ペットボトルで人が浮くことができることに驚いた。これからは、海や川に行く時に浮くものを持っていきたいと思う」
◆小3男子
「初めてライフジャケットを着て楽しかった。ライフジャケットの大切さを知りました」
◆小6男子
「着衣泳や背浮きなどの、溺れた時に助かる方法を学べて勉強になった」
◆小4女子
「自分の命は自分で守るためにどうすればよいか学べて良かった。家族にも教えてあげたい」

◆小5担任
「水辺の安全について詳しい方を講師にして、意見や話は大変参考になりました。子供たちの反応も良く、効果的な指導で、実施して良かったと感じています。ぜひ、来年もお願いしたいです」
◆小1担任
「ライフジャケットを着たことがない生徒に、着用目的や着方、感触など体感させることができ、大変良い授業でした」

  • 背浮きの練習

  • ペットボトル浮きにチャレンジ

「B&G水辺の安全教室」都内学校実施一覧

実施校一覧(33校)

 今年は、昨年の20校を大幅に上回る都内33校(小学校30校、中学校2校、特別支援学校1校)の学校授業などで実施しました。

中央区(1校) 有馬小学校 荒川区(1校) 赤土小学校
港区(3校) 赤坂小学校
青南小学校
港陽小学校
墨田区(3校) 桜堤中学校
柳島小学校
隅田小学校
豊島区(3校) 池袋小学校
仰高小学校
高南小学校
江東区(2校) 明治小学校
第二辰巳小学校
足立区
(12校)
東綾瀬小学校
花畑第一小学校
西新井第一小学校
古千谷小学校
辰沼小学校
鹿浜第一小学校
江北小学校
東加平小学校
新田学園
足立入谷小学校
栗島中学校
東京都立足立特別支援学校
江戸川区
(4校)
二之江小学校
一之江小学校
下小岩第二小学校
篠崎第二小学校
台東区(2校) 根岸小学校
松葉小学校
葛飾区(2校) 東柴又小学校
川端小学校

プログラム導入校一覧(4校)

江東区(2校) 香取小学校
第二辰巳小学校
中央区(1校) 月島第二小学校
墨田区(1校) 業平小学校

教員研修会(14校)

中央区(1校) 有馬小学校 荒川区(1校) 赤土小学校
江戸川区
(1校)
二之江小学校 葛飾区(1校) 東柴又小学校
足立区
(8校)
東綾瀬小学校
西新井第一小学校
古千谷小学校
辰沼小学校
鹿浜第一小学校
江北小学校
東加平小学校
足立入谷小学校
港区(2校) 赤坂小学校
青南小学校

お問い合わせ

「B&G水辺の安全教室」に関する資料等ご希望の方は、03-6402-5313 事業部事業課「水辺の安全教室」担当までご連絡ください。