活動記録 がんばろう熊本!B&G帆船クルーズ

活動記録 がんばろう熊本!B&G帆船クルーズ

 9月29日の「JLC NEWS PLUS」で「がんばろう熊本!B&G帆船クルーズ」が放送されました。

 2017年7月31日(月)~8月4日(金)の5日間、B&G財団は、「がんばろう熊本!B&G帆船クルーズ」を開催しました。

 今回のクルーズには、熊本地震の被災地である熊本市・宇城市・南阿蘇村から小中学生とその保護者336名が参加、熊本県宇城市の三角港から出発し、鹿児島県長島町までを往復で航海する宿泊行程と、宇城市から八代市間の航路を行き来する日帰りの行程を5回にわたり行いました。

 当イベントは、全国から寄せられた支援金を活用し、神戸港を母港とする「帆船みらいへ」をチャーターし、参加者を無料招待したもので、復興に向かって頑張る熊本の子供たちに素敵な夏休みの思い出を残してもらうことを目的に実施しました。

熊本県宇城市から鹿児島県長島町までの宿泊航海

 宿泊を伴う行程には、熊本市と南阿蘇村の2自治体の子供たち計64名が参加しました。 7月31日(月)は、熊本市の子供たち32名を招待し、熊本県のご当地キャラクター「くまモン」に見送られながら宇城市の三角港を出航しました。船内では、セイル張りやバウスプリット(船首から延びる細い棒)渡り等のプログラムを体験した後、鹿児島県長島町沖にて船内泊。翌朝、長島町の小浜海水浴場でカヌーやニッパーボードなどのマリンスポーツを体験した後、バスで熊本市まで帰りました。

 同日午後からは、南阿蘇村の子供ら32名がバスで長島町の小浜海水浴場に到着。熊本市の子供たちと入れ替わり、マリンスポーツを楽しんだ後、鹿児島県長島町の沖に停泊している帆船みらいへに乗船。船上で長島町の子供たちと交流し、同町の特産品である「ブリ」などを味わいながら懇親を深めました。

 長島町の子供たちが下船した後は、船内プログラムを体験しながら熊本県宇城市までの復路を辿り、三角港の沖にて船内泊した後、バスで南阿蘇村まで帰りました。

充実した船内プログラム

 8月2日(水)~4日(金)は、宇城市から八代市間の航路を行き来する日帰りの航海を3回実施。熊本市、宇城市、南阿蘇村の小中学生とその保護者約272名がそれぞれの日程に参加し、三角港を出発した後、「帆船みらいへ」の乗組員による船内プログラムを体験しました。

 特に、バウスプリット(船首から延びる細い棒)を渡ったり、ヤシの実を使った船上運動会、また、ロープクラフトなどの珍しい企画が実施され、参加者は、船上で海の風を体に受けながら、夏休みの思い出を作りました。

参加者の感想
「初めて海に来ました。水がしょっぱくて、目も痛い。でもすごく楽しいからまた来たい!」(熊本市・小学4年女子)
「バウスプリット渡りが一番思い出に残りました。スリルがあってたのしかった」(宇城市・小学5年男子)
「船酔いが辛かったけど、操船体験が凄く貴重な体験になって、良い思い出になった」(熊本市・中学1年女子)
「ニッパーボードが凄く楽しかった。海も綺麗だし、また長島町に来たいです」(南阿蘇村・小学4年男子)

 B&G財団は、今後も熊本で復興に励む子供たちに、様々な体験活動を支援していきます。

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