未来に海を残すために 全国一斉清掃活動
「海ごみゼロフェスティバル」活動レポート

100人で大規模清掃。市政50周年のごみアートも。
名護市B&G海洋センター(沖縄県)

CHANGE FOR THE BLUE 海の未来を変える挑戦

沖縄県の名護市B&G海洋センターは、全国一斉清掃活動「海ごみ0(ゼロ)フェスティバル」に参加、6月9日、名護市大浦湾周辺での清掃活動を実施しました。地域住民や、企業の方々、地元大学生など106人が参加、プラスチックごみを中心に約200袋のごみを回収しました。

実施概要

日  時 2019年6月9日(日)9時00分~ 12時00分
実施場所 名護市大浦湾周辺
参加人数 106人

同イベントは、B&G財団が、日本財団と環境省の共同事業である海ごみ対策プロジェクトに賛同し、全国のB&G海洋センター・海洋クラブと共に実施しているものです。名護市B&G海洋センターでは、今回、名護市各地区への声掛け、企業や大学などへのチラシ配布などを行い、周知活動を徹底、多くの市民が参加する清掃活動となりました。

回収したごみには、漁業関係の産業ごみなども含まれており、ほとんどがプラスチックごみでした。約3時間の活動で、可燃ごみ150袋、不燃ごみ57袋ものゴミを回収しました。

ごみ拾い活動は、清掃活動だけでなく、市民の交流の場となることも多く、今回も地域と大学生との交流や情報交換、地元住民から地域の歴史や文化を教えてもらう場にもなったようです。参加者は、「朝からごみ拾いをしてすごく気持ちが良かった」「地域の人たちと交流ができ充実した時間になりました」などとコメント。最後には参加者が集まり、来年度2020年の名護市政50周年へのメッセージとして、拾ったごみで50の文字を描き記念撮影を行いました。

ぜひ今各地の海で起きている現状を自分事として捉え、全国各地で実施する「海ごみ0(ゼロ)フェスティバル」での清掃活動にご参加ください。