子育て支援事業2020年度「BG塾」レポート

「BG塾」レポート(秋田県由利本荘市)
由利本荘市由利B&G海洋センター

日本財団助成事業

由利本荘市由利B&G海洋センター(秋田県)では夏休みの5日間、市内の小学生18人が参加し「BG塾」を開催しました。夏休みの宿題や課題に取り組むとともに、水中バスケットボールやフライングディスク、防災教室、ガーデニングなど、様々な体験活動を行い、「勉強と運動」のメリハリをつけて取り組みました。

「BG塾」とは

共働き・ひとり親家庭を支援することを目的に、夏休みや冬休みなどの長期休暇中、海洋センターが子どもの居場所となって、宿題や自由研究などの「学習」とマリンスポーツや海遊びなどの「体験活動」を提供し、子育てをサポートする取り組みです。

水中バスケットボールは幼児プールの入水階段にゴールを取り付け、ボールパスでゴールを狙います。プールで行うのでドリブルはできませんが、膝下が水に浸かっているので移動するにも負荷がかかり、かなりの運動量になります。

 

フライングディスクは低学年でも一投で入るように距離を短くし、チーム全員が一回ずつ投げてゴール数で競う対抗戦にしました。小学1年生がゴールするとチームは大いに盛り上がり何度も繰り返し楽しんでいました。そのほかバランス感覚や集中力を鍛えることができるスラックラインにも挑戦しました。

 

  • 水中バスケットボール

  • フライングディスク

  • スラックライン

 

防災教室は防災カードゲーム「なまずの学校」をグループに分かれて行い、災害時に発生する様々なトラブルの解決方法について話し合いました。

ガーデニングはプランターにいろいろな種類の花の寄せ植えを行い、利用者をもてなすウェルカムプランターとして正面玄関に飾りました。海洋センターがグッと明るい雰囲気になりました。

  • 防災カードゲーム「なまずの学校」

  • ガーデニング

  • ウェルカムプランター

担当者の感想

  • 今年で3回目の実施でしたが、コロナウィルスの感染リスク低減のため、講師となるはずであった地域人材の派遣を控えることとし、海洋センター担当者のみで行いました。事前準備や当日の運営など、たいへん忙しいBG塾でしたが、いろいろな体験をさせてあげることができたと思っています。

 

今年度は各地の海洋センター・クラブの協力を得て、コロナ禍にあっても29ヵ所の海洋センターでBG塾を実施します。今後も子供たちの成長に欠かせない体験活動の機会を積極的に提供していきます。

 

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