地域資源の活用

温泉を活用した「湯中運動」体験会を開催
山梨市牧丘B&G海洋センター

2021.10.05 UP

日本財団助成事業

山梨市牧丘B&G海洋センター(山梨県)で、温泉を活用した「湯中運動」(※注)の体験会を9月14日(火)に開催し、中高年の男女8人が参加しました。

※注「湯中運動」
湯中運動は、大分県竹田市で地域住民の健康寿命の延伸、健康づくりを目的に、温泉と海洋センターが連携した新たな健康増進事業として、3年前から取り組んでいる運動プログラムの一つです。
この事業を通して、利用者の健康意識の向上、運動習慣の定着により、竹田市直入地域の健康づくり組織加入者の一人当たりの医療費が減少したとの結果も出ています。

今回は山梨市牧丘B&G海洋センターに併設されている温泉施設で、座ったままできる運動プログラムを男性と女性に分かれて実施しました。

まずはストレッチをし、身体を温めほぐしていきます。じんわり汗がでてきたところで座位トレーニングを行います。

湯中運動には、温熱による血流増加、筋肉や関節の柔軟性アップ、浮力のサポートによる体重負担の低減といった利点もあります。

参加者から、「股関節に痛みがあったが楽しくできた」「スッキリした」「体が軽くなった」といった声がありました。関節に痛みがある方でも、お湯の中で無理せずストレッチをすることで、十分に効果を得ることができます。

地域資源である温泉を活用した「湯中運動」を各地の温泉施設でもぜひ取り入れてみてください。