水辺を学ぶ B&G 水辺の安全教室

「水辺の安全教室」とは

「B&G水辺の安全教室」は、ライフジャケット浮遊体験や背浮き、身の回りにある浮く物を利用した落水時の対処法などの実体験を通して、子供たちが水辺の活動において「自分の命は自分で守る(セルフレスキュー)」意識や知識、技能を身につけ、安全に楽しく水辺で活動してもらうための体験学習プログラムです。

夏休み直前! オンライン「水辺の安全教室」を開催

2021.07.21 UP

夏休み直前! オンライン「水辺の安全教室」を開催

B&G財団は、毎年都内の小学校を対象に「水辺の安全教室」を開催し、学校プールで落水時の対応「浮いて待て」やライフジャケットの浮遊体験などを学ぶ授業を行っています。

今夏も多くの小学校で「水辺の安全教室」を実施しましたが、残念ながら新型コロナの影響により中止となってしまった小学校もありました。

そこで、7月16日(金)、19日(月)の2日間、プールでの開催が中止となった都内7つの小学校の教室を繋ぎ、オンラインによる「水辺の安全教室」を実施しました。

夏休みを目前に控え、「浮いて待て」などの実技練習は出来なくても、「これだけは知っておいて欲しい!」落水時の対応や、都内ならではの「運河」での注意点、消防への通報シュミレーションなどを小学1年生から6年生までの960人がオンライン授業で学びました。

本来ならば、プールでの実技練習も含めた学習がベストですが、知識・意識・装備について知るだけでも事故を防ぐ効果が期待されます。

また、意外な反応として、同じ都内とは言え他の小学校の教室とつながることに、デジタルネイティブと呼ばれる現代の小学生も興奮気味の様子でした。スポーツの試合などで他校を訪れる機会はあっても、授業中の他校の教室を見る機会は滅多にありません。これは、オンライン学習の予期せぬ効果でした

嵐の海や大洪水など、人の力の及ばない事故はありますが、反面ほんの少しの知識・意識・技術・装備で、防げる事故もあります。

子供たちが今年の夏休みも楽しく安全に過ごしてくれるよう、B&G財団は願っています。

 

プログラム詳細と学校授業での活用方法はこちら

 

プログラムに関するご相談・お問い合わせ先

公益財団法人ブルーシー・アンド・グリーンランド財団(B&G財団)
事業部 事業課 「B&G 水辺の安全教室」担当
TEL:03-6402-5313/FAX:03-6402-5315
E-mail:jigyo@bgf.or.jp