2022.06.27 UP 【全国指導者会】 「食品ロス」への取り組み(高島市高島B&G海洋センター)

高島市高島B&G海洋センター(滋賀県)では、市民団体のフードバンクびわ湖たかしまと連携して、家庭や職場で余っている、使わない食品を集める「フードBOX」を2年前から設置し、高島市が推進する「食品ロス削減プロジェクト」に取り組んでいます。

たくさんの食品や日用品が海洋センターに届けられます

たくさんの食品や日用品が海洋センターに届けられます

B&G全国指導者会は既に取り組んでいる「海洋ごみ」問題に加えて、2022年度から新たに “食べ残し”や “賞味期限切れ食品”など廃棄によって問題となっている「食品ロス」への取り組みを通じて、地域に根差した貢献活動を推進しています。

高島市では「食品ロスを地域の資源に」をスローガンに、暮らしに不安を抱えている方に食品や日用品を届け、支え合いの中で誰もが暮らしていけるまちを目指しており、海洋センターは余剰した食品等の回収拠点となっています。

お米やレトルト食品、タオル、毛布など、さまざまな食品や日用品の提供があります。提供いただく方からは「いつも利用している場所だから持って行きやすい」「素晴らしい活動なので、ぜひ協力したい」」「処分するには心苦しかったので、こういう場所があって良かった」といった声が寄せられます。

正面玄関に設置されている「フードBOX」

正面玄関に設置されている「フードBOX」

お米をたくさん頂きました

お米をたくさん頂きました

高島市B&G海洋センター施設長 楽間 隆行 さん
地域の方々の温かい気持ちやたくさんの思いやりをひしひしと感じます。今後も支えあいの中で誰もが暮らしていけるまちを目指して取り組んでいきます。全国各地の海洋センターでもフードBOXの設置など、食品ロス削減に向けて取り組んでほしいと思います。

B&G全国指導者会では「食品ロス」への取り組みを通じて、地域に根差した貢献活動を推進していきます。

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