2022.06.08 UP カヌースプリント競技 藤嶋大規選手を招き 「B&Gオリンピアンスポーツクリニック」を香川県高松市で開催

5月29日(日)、香川県高松市国分寺B&G海洋センターで、公益財団法人ヨネックススポーツ振興財団の助成をいただき「B&Gオリンピアンスポーツクリニック」を開催、延べ約160名が参加しました。

この事業は、ジュニアアスリートの育成とオリンピックのレガシー継承を目的に、東京2020オリンピックカヌースプリント競技に出場した藤嶋大規選手(自衛隊体育学校、B&Gやまなし海洋クラブOB)を講師に招き、講演会「2020東京オリンピックについて」、水面でジュニアパドラーへの直接指導を行うものです。

講演会で藤嶋選手は、「小学4年生の時、友人に誘われてB&Gやまなし海洋クラブに入会してカヌーを始めたが、ここまで続けるとは思っていなかった。練習していくうちにどんどんカヌーが好きになった。一回一回の練習の中で小さな目標を設け、一つ一つ達成することが大事。目標をもって練習に取り組んでほしい。オリンピックには一握りの選手しか出場できない。小さい時から“何をしたいか”自分で考える力を培ってほしい。」と話してくれました。

講演会終了後、日頃からB&G海洋センター・クラブで練習する約40名のジュニアパドラーと一緒に、藤嶋選手が水面に出て直接カヌー指導を行ってくれました。

藤嶋選手から「パドルをもう少し深く入れる」、「腕だけでなく体全体で漕ぐように意識する」などのアドバイスをもらいながら、ジュニアパドラーは一つ一つアドバイスを意識しながら練習に励みました。

スポーツクリニックに参加したジュニアパドラーは「オリンピック選手から直接話を聞く貴重な機会になった」、「オリンピック選手と一緒に練習できた」、「たくさん練習してオリンピックに出場したい」などと感想を話してくれました。

「B&Gオリンピアンスポーツクリニック」は、次回山口県光市でセーリング競技470級に出場した岡田奎樹選手を講師に開催予定です。

オリンピアンとジュニアアスリートをつなぐ、貴重な機会がオリンピックのレガシーとなります。

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