学生時代に戻ったよう?!体力知るチャンス「町民体力テスト測定会」~大台町体育館
社会人になると体力テストを受ける機会がないことから、現在の体力を客観的に把握できる機会を提供して、今後の健康づくりの参考にしてほしい―町のスポーツ推進委員の提案で初めて実施された町民体力テスト測定会が、11月26日午前9時から三重県大台町の体育館で開かれました。大台町内に在住、在勤の20歳から64歳までが22人、65歳以上は15人参加しました。大台町スポーツ推進委員の主催で、大台町体育協会と大台町教育委員会が共催しました。
体力テストとして「しんどい」「疲れる」などのイメージがあり、参加者が予定より少なかったものの、学生時代に戻ったかのように、楽しんでテストを受けていました。ただ、シャトルランの後だけは、お疲れのようでした。
参加者の中には「高校以来の体力テストだったが、体力は落ちていた。何かスポーツを始めようと思う」(20代男性)、「2年前に体力テストを受けたが、その時より良い結果が出た。普段から散歩や畑仕事をしていたが、3年前からスポーツクラブの運動教室に通っているのが良かったと思う」(70代女性)と、テストをいいきっかけにしようとする人もいました。
各個人が健康づくりについて考える良いチャンスになるとともに、スポーツ推進委員の活躍でスタッフの確保もできます。必要な備品は中学校から借用できて、費用を抑えることができます。
「来年も受けたいという声もありましたので、体力を確認する良い機会になったと思います」(レポーター) と話し、来年も実施を予定しています。
B&Gレポーター 大台町B&G海洋センター・中西 秀文