市房山神宮の里宮神社「秋季例大祭」でB&Gスラックライン体験会を開催!
湯前町B&G海洋センターは、11月15日(水)の午後、市房山神宮の里宮神社の秋季例大祭において、「B&Gスラックライン体験会」を開催いたしました。
当体験会は、同センターで推進する地域のコミュニティ再生に関するモデル事業の普及と、スラックライン競技の普及、また地域イベント実施による町内コミュニティ形成を図ることを目的に実施されました。今回は初めての開催でしたが、当日は町内教育施設へのチラシ配布や、SNSを見て、町内外から93名の親子が参加しました。
湯前町ではこれまで、地域祭事について、児童や家族連れ向けにスポーツ体験会の開催をしていませんでしたが、日常的に子どもたちが集まる場を活用することで、町内における「新たなコミュニティの形成」を図りました。
また当日は、町の植樹教育事業の一環として「ドングリ拾い」を実施しましたが、こうした植樹事業体験はこれまで、海洋クラブメンバーなど、参加者が限定されていました。
今回のイベントにより、体験参加者のすそ野が拡がり、参加者はドングリ拾いの後、スラックライン体験参加へと移行。終了後には、植樹手帳を配布し、地域植栽への理解を深めることができました。
当日は快晴。参加者は、由緒正しい里宮神社の秋大祭で初めてのスラックライン体験を楽しみました。湯前町内から参加した小学4年生の女子は、「最初はうまくいかず、転んだりして大変でした。それでも練習を重ねて、5~6歩あるくことが出来てうれしかったです。」と、コメント、また開催場所となった市房山神宮の60代宮司は、「子どもたちが楽しむ場所ができてよかった。境内で多くの子どもたちが遊ぶことで明るい雰囲気と賑わいが生まれた。これからも、子どもたちや地域の方々への賑わいの場として何か企画できればと思う。」と話してくれました。
今回、スラックラインに親しみのある子も、初めての子も多くの子どもたちが体験活動を通じて笑顔を見せてくれたことが印象的でした。平日の開催だったため、地元の小学生ら児童の参加が中心でしたが、親子で参加する姿も見られ、家族交流の遊び場として楽しまれていました。
今回の開催は、初の試みでしたが、地域の秋祭りという昔からあるコミュニティの中で新たなスポーツ体験活動を通じ、町の賑わいを活性化させる可能性が拡がったのではないか、と思います。
B&Gレポーター 湯前町B&G海洋センター・工藤 陽平