イレギュラーを乗り越えて実施! 江の島で「ハンザヨット教室と水辺の安全・防災学習」開催
B&G江の島海洋クラブ(神奈川県)
2020年11月1日にB&G江の島海洋クラブで「ハンザヨット教室と水辺の安全・防災学習」が開催されました。
ヨット帆走の基礎技術と防災知識を同日で学べるイベントとして、東京・神奈川から計19人が参加。参加者はマスク着用と体温測定、手消毒を行い、新型コロナウィルス対策を徹底しての実施となりました。
当日はハンザ303を6艇、レスキュー艇1艇を用意。ハンザは誰でも乗れるように改良された、小型の1~2人乗り用ヨット。子どもや高齢者でも高度な技術を必要とせずに操作できます。今回は7名のハンザインストラクターが集まり、初心者をサポート。どなたでも安全に帆走体験ができる環境を整えました。
まずは午前中に帆走体験を2回行う予定でしたが、風が弱く、風待ちのために昼食を早めることに。その後、防災学習として紙芝居で地震時の避難方法などを学習しました。
午後からは風も強まり、午前中の分も取り戻して3回の帆走体験を実施。定点ブイのあいだを回るかたちで帆走しました。帆走体験のあとは陸揚げから洗浄、格納まで行いました。
今回最年少だった小学3年生の女の子は、親子でヨットを体験。「ヨットの帆走がよくわかり、楽しかった」と満足げでした。
本来であれば年3回実施しているハンザヨット教室ですが、今年はヨットハーバーがオリンピックの会場予定地だったうえに、新型コロナウィルスの感染拡大もあり、予定は変更に次ぐ変更。江の島海洋クラブの佐山さんは、「イレギュラーな1年でしたが、なんとか10月、11月と2回の開催にこぎ着けることができました」と苦労を感じさせずに明るくレポートしてくれました。
B&Gレポーター B&G江の島海洋クラブ・佐山 光義