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新型コロナ対策をアップデートした避難所開設訓練 「御嵩町防災訓練」を実施


御嵩町B&G海洋センター(岐阜県)

 

2020年9月6日に主催・御嵩町、協力・御嵩町B&G海洋センターによる「御嵩町防災訓練」が実施されました。

 

実際に避難所開設時に使用する備品

実際に避難所開設時に使用する備品

 

「風水害が増える時期を前に、町民の防災意識を高める」ことを目的とし、今年は新型コロナウイルス対策を想定しての避難所開設訓練を実施。例年であれば防災訓練には一般の方も参加していましたが、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、地域の防災リーダー及び町職員のみで計22名が参加しました。訓練には渡邊公夫町長も視察に訪れ、地域の防災リーダーと町職員が改めて連携を確認しました。

 

パーテーション同士の間隔を空け、距離を保つ

パーテーション同士の間隔を空け、距離を保つ

 

訓練では実際の備品を使用し、避難所開設のための手順を確認。体調チェックシートの記入や発熱の疑いがある人への対応など新たに増えた確認事項もシミュレーションされ、防災リーダーからの具体的な質問をもとに対応を検討しました。

 

 

また、デモンストレーションで実際の動きを確認する際、受付や案内などの役割を交代することで全員が参加できるよう努めました。

 

 

最後に反省会を行い、情報を共有。新型コロナウイルスへの対策を考え、密にならないように工夫された訓練となりました。

 

訓練を終えた参加者からは、「床やパーテーションの消毒方法をマニュアルに追加する必要がある」「実際の災害時には人手不足になることも考えられるため、応援体制を見直したい」といった具体的な反省点が挙がり、実践的な取り組みになったことが伺えます。

 

レポーターの清水さんは「今回の訓練は、町の職員と町民の連携を深める貴重な機会になったと思います。実際に災害が発生して避難所を開設する必要が生じたとき、迅速な対応が可能になる良い訓練でした」と振り返ります。

 

すでに今年は、九州・中部地方を中心に大きな被害を出した「令和2年7月豪雨」が発生。このときは100万人以上の方に避難指示が出ています。こうした取り組みを重ねることで、「想定外の事態」が減っていくのではないでしょうか。

 

 

B&Gレポーター 御嵩町B&G海洋センター・清水 宏保


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