海遊びデビューも楽しめる看板イベントに 「親子で海あそびin家島」開催
姫路市家島B&G海洋センター(兵庫県)
姫路市家島B&G海洋センターは2020年8月4~10日にかけて、「親子で海あそびin家島」を開催しました。「青少年の海洋スポーツと自然体験活動の普及並びに施設利用促進」を目的とし、姫路市内とその近隣から小学生・保護者の計193人が集まりました。
当日は「海でどんなふうに子どもと遊べばいいかわからない」といった海遊びデビューの家族も楽しめるように、カヌーやSUP、シュノーケリングといったマリンスポーツはもちろんのこと、海辺の生物観察や魚釣りも用意されました。
参加者は1日かけて自由に好きなメニューへ参加でき、運動が苦手な子も天然塩作りやアートクラフトなどを積極的に体験して楽しんでいました。
なかでも当日に漁協の方より魚を提供いただき、急遽メニューに追加した「魚のつかみ取り」は、ほとんどの子どもたちが参加。生きている魚やタコに触れて楽しみ、自宅へ持ち帰っていました。
また、このイベントは新型コロナウイルス感染防止のために、(公財)日本スポーツ協会「スポーツイベント再開にむけた感染拡大予防ガイドライン」による措置を講じたうえで実施されました。3密回避のためにテントは家族単位で設置され、随所に消毒液を配置しました。
レポーターの関谷さんは「酷暑のなかで感染防止に努めながら安全に実施するには、一日の参加者は30人程度が限界だと感じました」と振り返ります。
そんな苦労のかいもあり、アンケートでは「満足」の回答が100%という結果に。「コロナの影響で外出も思うようにできなかったので、親子ともどもとてもよい気分転換になって楽しかった」「安全面も安心でき、日よけのテントがありがたかった」といった声が届きました。この結果に関谷さんは「次年度以降も継続させて、当センターの看板イベントとしたい」と意気込んでいました。
B&Gレポーター 姫路市家島B&G海洋センター・関谷 正明