子どもたちのやる気でプールは熱気ムンムン 「夏休みカヌー教室」を今年も無事に開催
豊川市小坂井B&G海洋センター(愛知県)
豊川市小坂井B&G海洋センター(愛知県)では「夏休みカヌー教室」を8月3日に開催しました。
「夏休みカヌー教室」は小学校の夏休み期間を利用して、毎年行われています。今年は新型コロナウイルス感染症の影響で、プールの利用者が例年より約3割減と厳しい状況となり、教室開催が危ぶまれていましたが、午前・午後それぞれ定員15名に対して約2倍の応募が届きました。レポーターの永井祥也さんも「毎年この教室は抽選になりますが、今年の応募状況は想定外でした」と驚いた様子で、教室の参加を楽しみにしている子どもたちの熱い気持ちが伝わります。
今回の教室では2人ペア(バディ)を組んで、パドル操作、フォワードストローク(前漕ぎ)、ストッピング(止まる)、リバースストローク(後ろ漕ぎ)、スウィープストロークを実施しました。バディに関しては、昨年の教室までは仲間同士で手を組んでいましたが、今年はソーシャルディスタンスを確保しエアータッチで行うことにしました。午前中の参加者は経験者が多く、午後の参加者は初心者が中心となりましたが、最後はカヌーリレーを開催し、自力でパドルを操作し必死にゴールを目指す姿やチームへ気持ちを込めて応援するなどプール内は熱気に溢れます。
参加者からは「初めて乗ったけどすごく楽しかった」「久々に乗ったけど操作できた」「リレー負けた。次は勝ちたい」という声が聞こえ、楽しんでいる様子が伺えます。
永井さんは「無事に開催できるのか不安でしたが、抽選になるぐらい多くの応募を頂き感謝しています。使用機材の消毒やソーシャルディスタンスを意識して感染拡大防止に努めました。参加を見合わせていたプールの利用者が少しずつ戻って来られるような環境づくりを引き続き目指していきます」と話しました。
今夏は新型コロナウイルスの影響でプールの利用者が減っていますが、こうしたイベントをきっかけに「安全に利用できる」海洋センターで、今後も子どもたちには水とふれあってほしいと思います。
B&Gレポーター 豊川市小坂井B&G海洋センター・永井 祥也