「泳いでいるだけでも楽しい」 子どもたちも久々の水遊びで笑顔に
中津市耶馬渓B&G海洋センター(大分県)
中津市耶馬渓B&G海洋センタ-(大分県)は7月23日に、夏の特別企画として「耶馬渓ダムカヌー・サップ・バナナボート体験会」を耶馬渓アクアパークで開催しました。
新型コロナウイルス感染拡大の影響で、大分県内の小中学校はプールが閉鎖されています。このような背景から子どもたちに自然体験活動を提供し、カヌー・SUP・バナナボードを楽しんでもらえるように企画し、参加者も大分県内外から31人が参加しました。
事前の申し込みも31人で、事前申し込みからの参加率が100%に達したことからも、子どもたちが水遊びを楽しみにしていた様子がわかります。
レポーターの中村大悟さんは「子どもたちは、泳いでいるだけでも楽しいという感じでした」と例年とは違う印象を受けたようで、学校のプール閉鎖による影響がここからも見えてきます。体験会が始まるまでは、コロナウイルス対策から参加者同士で三密とならないように距離を取って行動していましたが、子どもたちは体験会が始まってしまうと夢中になり、桟橋では元気いっぱいに動き回る姿も見受けられました。
参加した子どもたちからも「バナナボードは最初怖かったけど、慣れたらとても楽しい」、「学校のプールが無いので、久し振りに水で遊べて楽しかった」という声が聞こえ、心から楽しんでいたようです。
保護者からは「もっと体験会の開催数を増やしてほしい」と要望がありましたので、改めて子どもたちや保護者にとって有意義な時間となったようです。今後についても「夏休みは全ての子どもたち(中学生までを対象)に対して、カヌー・サップの無料開放を提案したいです」と中村さんも前向きに検討されていました。
小中学校のプールが閉鎖している影響で、子どもたちにとっての楽しみである「水辺に触れること」が厳しくなっています。しかしながら、自然体験ができる機会を設けることで、子どもたちは笑顔になりました。そして、様々な体験会を実施する中でも「水辺の自然体験は楽しい」という気持ちを、子どもたちには大切にしてほしいものです。
B&Gレポーター 中津市耶馬渓B&G海洋センター・中村 大悟