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マリンスポーツから地元の名産品に触れる 「竹SUPづくり体験教室」を開催


阿南市・阿南市那賀川B&G海洋センター(徳島県)

 

海で地元の名産である「竹」を使ったSUPづくり体験

海で地元の名産である「竹」を使ったSUPづくり体験

 

阿南市・阿南市那賀川B&G海洋センター(徳島県)の主催事業として、7月23日「海の日」に阿南市の名産である竹を使った「竹SUPづくり体験教室」が、昨年新設された海洋センター艇庫「うみてらす北の脇」で小学生と保護者合わせて30人が参加して行われました。

 

阿南市は日本有数の竹の生産地で、かつてはタケノコの生産量が日本一でした。レポーターの大和弘典さんは、ここ数年プラスチック製品が主流である中で、竹が阿南市の名産品であることを余り知られていないことや余剰して間伐される現状を踏まえて「間伐された竹をSUPボードにして遊べるのではないか」と考え、教室実現に至りました。

 

指導者の指示を受けながらオリジナルパドルを制作中

指導者の指示を受けながらオリジナルパドルを制作中

 

この体験教室は阿南市の民間団体「サステナブル阿南」の全面協力により実現。「サステナブル阿南」はSUPを通した町おこしに取り組んでいます。午前10時から教室がスタートし、参加者は約2mのオリジナルパドルを制作します。参加者は竹を結束バンドで結び合わせた後、星や魚などのイラストを書き入れて、オリジナルパドルをつくりました。

 

竹のSUPボードに初挑戦。なんとか乗りこなしています。

竹のSUPボードに初挑戦。なんとか乗りこなしています。

 

午後からは場所を北の脇海岸へ移して、事前に指導者が制作した竹SUPボードに乗り込んで沖へ向かって漕ぎだします。竹で作られたSUPボードは、イカダに近い感じで仕上がっており、参加者は作ったばかりのオリジナルパドルを手に、海上散歩を楽しんでいました。

 

参加した子どもたちは「海に何十回も落ちたけど、どうにか立つことができて面白かった」と笑顔で話をしてくれました。見守っていた保護者も「子どもが楽しそうにチャレンジしていたのでよかった」「今度は私も挑戦してみたい」などの意見が多く、たいへん好評でした。

 

大和さんは「参加者には工作とマリンスポーツから竹に触れて頂きました。こうした地域資源をベースとした事業をこれからも実現したいですし、SUPボードの製作も継続できればと考えています」と地元の名産品とコラボした企画実現に向けて意欲を示します。

 

地元の名産品とマリンスポーツ。このように組み合わせると相乗効果が発揮できる企画で、これからも地元の良さを追い求めていきます。

 

 

B&Gレポーター 阿南市那賀川B&G海洋センター・大和 弘典


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