「海洋スポーツ」を通して地域の特色を活かした活動を
姫路市家島B&G海洋センター(兵庫県)
姫路市家島B&G海洋センター(兵庫県)は、姫路市から沖合約18㎞の瀬戸内海に浮かぶ家島にあります。島内唯一の高等学校である家島高等学校は、全校生徒が85名(2020年4月1日現在)で全体の約9割が島外から船で通学しています。県内においても小規模の高校ですが、海に囲まれた環境を活かした「海洋スポーツ」への取り組みが盛んで、公立高校ではめずらしくマリンスポーツ部があり、授業ではダイビングや船舶免許取得の選択ができます。
センターの関谷正明さんは、家島高等学校とは「家島B&G海洋センター竣工(昭和63年5月)からの付き合いです」と話します。竣工当初は高等学校の実習として艇庫の利用が主でしたが、数年前から海に関連した特色ある授業の一環として、センターの利用が活発になりました。
センター内の主な活動としては、海洋スポーツを取り入れた授業や部活動、全校行事として年に1回の「海洋スポーツ大会」があります。
特に家島高等学校の特色を活かした「マリンスポーツ部」の利用が盛んで、週に2~3日はセンターで練習をしています。授業においてもダイビングを年間通して学び、センターのプールを利用した実習を6月30日に行いました。
今後は家島小学校が「水辺の安全教室」として、7月21日にセンターで開催します。今後も地域の特色を活かした活動を推進していきます。