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地元にマリーナの存在を知って欲しい 須磨沖でモーターボート体験乗船会を実施


B&G神戸海洋クラブ(兵庫県)

 

須磨沖の瀬戸内海をモーターボートで颯爽と

須磨沖の瀬戸内海をモーターボートで颯爽と

 

B&G神戸海洋クラブ(兵庫県)では2020年6月28日に、地元住民を対象としたモーターボート体験乗船会が行われ、家族連れを中心に63名の方が参加されました。

 

須磨ヨットハーバー運営共同事業体のマリンアカデミー事業として、B&G神戸海洋クラブは2019年1月にオープンしました。体験乗船会はB&G神戸海洋クラブとして初開催となり、通算では10回目の開催となります。今年は6月8日を締め切りとして、延べ123名から応募をいただき、抽選の結果63名の方に参加して頂きました。昨年は広報の掲載が抽選によって叶わず応募者も減少し、今年もコロナ禍の影響で例年に比べて減少するのではと予想していましたが、緊急事態宣言が解除された6月1日頃から応募が殺到し「本当にびっくりしました」とクラブの岩國莉早さんも驚きを隠せない様子です。募集方法も往復はがきに限定して、返信用はがきにそれぞれの集合時間を記載し、乗船場などで密にならないよう工夫を凝らしていました。

 

 

体験乗船会で使用されたモーターボート

体験乗船会で使用されたモーターボート

 

数日前から曇りがちの天候が続き当日も開始から20分ほど雨が降りましたが、11時ごろから天候も回復し絶好の体験会日和となりました。参加者を須磨ヨットハーバーで乗せると、モーターボートは世界最長の吊り橋である明石海峡大橋を目指して、颯爽と海上を走っていきます。威風堂々とした明石海峡大橋を前方に、参加者は時折強く吹き付ける西からの風を浴びながら、未体験ゾーンを楽しみます。本来ならば、明石海峡大橋の欄干までモーターボートを進める予定でしたが、西からの強い風でモーターボートを進めることができず、途中の垂水漁港沖付近で引き返すことになりましたが、参加者は明石海峡大橋をバックに写真撮影するなど興奮した様子でした。折り返してからは、往路とは反対に東へ向かい、モーターボートは須磨ヨットハーバーに到着。出入港時間も含めて、約30分間の無料体験会となりました。

 

明石海峡大橋をバックに記念撮影

明石海峡大橋をバックに記念撮影

 

モーターボートは、当日2艇同時発着で予定していましたが、最初の組で2艇のうちの1艇が当初より10分遅れでスタート。しかし、2艇間に10分の間隔が生じたため、結果的には乗船場で密になる可能性を下げることになりました。

 

これまでも乗船体験会は実施していましたが、市民向けにも何かできないだろうかという声も上がり、同時期に神戸市からも「マリーナで何かできないか」と要望があったことも追い風となって、モーターボート体験乗船会が始まりました。過去3回(2018年は台風接近に伴い中止)は、海藻おしば教室(海藻を使用してハガキやしおりなどを作る)を同時に開催していましたが、三密になる危険性を考慮し、今年は中止していました。9月にはSUP体験会を予定しています。その時に「海藻おしば教室」も三密に考慮しながら同時開催する予定です。

 

今回実現が叶わなかった「海藻おしば教室」

今回実現が叶わなかった「海藻おしば教室」

 

須磨には関西最大級の海水浴場、海釣り公園やアウトレットモール、西を向けば迫力満点の明石海峡大橋もあり、海好きにはたまらない地域です。神戸B&G海洋クラブは須磨ヨットハーバーを拠点に「ボートの魅力を通して海洋クラブの活動とマリーナの存在をもっと知ってもらうこと」を合言葉に、これからもボートを通して地域に貢献できるよう活動を続けていきます。

 

 


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