名寄から世界へ羽ばたく子どもたちをサポート ジュニアスポーツアカデミー開校式を開催
名寄市風連B&G海洋センター(北海道)
Nスポーツコミッション(NSC、北海道名寄市)は2020年6月21日に、名寄市風連B&G海洋センターでジュニアスポーツアカデミー開校式を行いました。
NSCは、リレハンメル五輪ノルディック複合団体金メダリストの阿部雅司氏が校長をつとめています。名寄市が持つ自然と施設環境の強みを活かして、日本やアジアの冬季スポーツにおける拠点づくり、さらにスポーツを通して名寄市に誇りと愛着を持つことで健康的な市民が増えることを目指し、2019年3月に設立されました。
このジュニアスポーツアカデミーは、名寄市内に在住または名寄市内の運動系部活やスポーツ少年団、スポーツ競技団体のいずれかに所属する小学5年生から高校3年生(2020年4月現在)を対象とし、プログラムの全日程参加、健全な健康状態であることを条件とした上で、将来活躍が見込まれるジュニア選手の能力アップをサポートします。
開校式には加藤剛士名寄市長が掛けつけて参加者を激励し、阿部校長も「参加する選手はそれぞれ異なる種目をしていますが、さまざまな年齢の人といろいろなスポーツを体験することで、現在取り組んでいるスポーツの成績向上につながります」と励まします。開校式後、参加者は身体測定・体力測定を行いました。
アカデミーに参加する高校3年生の選手は「正しい体の動かし方を学ぶために参加しました。五輪メダリストを目指します」とジュニアスポーツアカデミーをきっかけに世界を目指すことを誓いました。
レポーターの中山勇人さんは「月に2回の開講となりますが、様々なスポーツの体験やセミナーを聴講することで、柔軟な体作りと考え方をマスターし、学んだことを活かせるようなスポーツ選手が育ってほしい」と期待します。
ジュニアスポーツアカデミーは、名寄市の各施設において2021年2月まで月2回のペースで開講し、閉校式は2月23日を予定しています。
尚、北海道新聞、北都新聞、名寄新聞にジュニアスポーツアカデミー開校式の模様を掲載して頂きました。
B&Gレポーター 名寄市風連B&G海洋センター・中山 勇人