地元の常連さんに粋な計らい センター営業再開時に「おこわ」と「プール一回無料券」をプレゼント
新見市大佐B&G海洋センター(岡山県)
新見市大佐B&G海洋センター(岡山県)は、新型コロナウイルス感染拡大に伴う緊急事態宣言解除を受けて、2020年6月2日より新見市内在住に限定して営業再開を致しました。
2020年4月20日より全館営業休止を実施し、この日は1カ月半ぶりの営業再開となった新見市大佐B&G海洋センター。そこへ営業再開を待ち望んでいた利用者へ朗報が飛び込みます。地元で採れた山菜ともち米で作られた「おこわ」、そして「プール一回無料券」が利用者へプレゼントされたのです。
「センター営業再開時に地元で採れた山菜から何かできないだろうか」
センターの楢﨑詩奈さんは、営業再開に向けて試行錯誤していました。そんな中、利用者でもち米を作られている方がいると知り、相談の上でもち米の提供を受けることが実現します。山菜はまさに採取できるシーズンであり、おこわは日持ちも良くて、利用者が持ち帰ることを考えた場合に最適だと考えました。このもち米と山菜で「おこわ」を利用者にプレゼントするという粋な計らいが実現したのです。
今回の再開では行政指導により、利用者を新見市内在住と限定しています。「利用者の多くは新見市外ですが、新見市内の利用者はほとんどが常連さんで、毎年プールの利用が始まるとすぐに利用をして頂けます」と楢崎さんは市内の利用者に感謝の想いを綴ります。施設を利用する新見市内在住の常連さんにとって、新見市大佐B&G海洋センターはかけがえのない存在になっています。
「プール、体育館は窓を開けていますし、三密とならないように配慮しています」と楢崎さんは安全面に万全を期していることを強調しています。これからも、新見市大佐B&G海洋センターは、地元に寄り添いながら安全面へ最大限に配慮し、地域貢献を続けていきます。