トップアスリートがカヌー指導 転覆にはドラマがある!?
豊川市小坂井B&G海洋センター(愛知県)
2020年2月24日(月祝)、豊川市小坂井B&G海洋センターのリニューアルオープン記念事業として、豊川市教育委員会はトップアスリートを講師に迎えたカヌーイベントを開催しました。
開催に先立ち、オープン記念式典を実施。来賓として豊川市長・竹本幸夫氏、豊川市議会議長・松下広和氏、B&G財団常務理事・古山透氏が参列する中、市内の小学校から集まった3~6年生の児童30名とその父兄あわせて80名が出席しました。
つづいてカヌー教室が行われました。経験者も未経験者もいましたが、30名を3グループに組分け。乗艇、パドル操作、水辺の安全教育を実施しました。指導にあたったのは、財団職員でアトランタ五輪出場の持田雅誠、そして同市出身で世界選手権出場経験もある石田元子さんです。通常のカヌー教室とは異なりコーチはトップアスリートですから、見学者が大勢います。その結果、家族で楽しめるイベントになりました。
初心者もカヌーの乗り方から楽しみ方まで一通り体験し、全員がカヌーの沈(転覆)を体験しました。そして最後は15人ずつ二手に分かれてカヌーリレーに挑戦です。白熱したレースとなりましたが、最後の最後で沈が起こり参加者も驚く大逆転となりました。
子どもたちからは
「友達とカヌーできて楽しかった」
「カヌーはいつでもできるわけではないので楽しかった」
「最後の転覆が怖かった」
などの声が聞かれました。
準備段階から数多くのスタッフに協力していただき、無事終了。通常とはちがうカリキュラムも取り入れることができましたので、今後のカヌー教室に活かしたいと思います。
B&Gレポーター 豊川市小坂井B&G海洋センター・永井 祥也