2019年末大感謝祭
養父市おおやB&G海洋センター(兵庫県)
12月22日(日)午前10時から午後15時まで兵庫県養父市の養父市おおやB&G海洋センターを会場に、毎年恒例の「2019年末大感謝祭」が開催され、市内及び近隣自治体から訪れた200人ほどの親子連れでにぎわいました。
同イベントを主催するおおやスポーツセンターですが、海洋センター(体育館、プール)と野球場からなる地域の総合体育施設です。日頃の施設利用者や地域住民への感謝を込めて、また新たな利用者層の拡大を目的に企画されました。小さな子どもたちにも楽しめるスポーツ体験や、クリスマスとお正月向けの多様なメニューで構成されているこのイベントは、平成25年から毎年開催しています。
7回目となる今回は、今回は市内小学生のダンスチーム「えむきっど」のメンバー40名が参加し、スポーツチャレンジやキレのあるダンスでイベントを大いに盛り上げてくれました。
毎年順番待ちの列ができるほど盛り上がる「スポーツチャレンジコーナー」の人気ぶりは、今年も健在。おばあちゃんと孫との卓球対戦、兄弟でのストラックアウト対決、友だち同士で輪投げの一騎打ちなど体育館内は終日大きな歓声につつまれていました。
このカテゴリーの中で異彩を放っていたのが、「たこ焼き名人戦」。今年初お目見えの新企画です。
卵のパックで作った“たこ焼き器”に並べたペットボトルのキャップの“たこ焼き”を、2本の割りばしで裏返しタイムを競うこのゲーム。予想外のヒートアップが見られました。懸命に記録を更新し、歓声を上げるお父さんの自慢げな姿が忘れられそうもありません。
年末らしく、しめ縄づくり、凧つくり、もちつきなど伝統的な和の体験が楽しめる一方、サンタやトナカイの手作り帽子作成というクリスマスらしい企画もありました。
ほかに河原の石に思い思いの絵を描く「ストーンペイント」、タライに入れたヒトデやウニ、ナマコ等を自由にタッチできる「みにみに水族館」、スポーツ・ゲーム参加者限定の「お菓子釣り」など、多様なメニューが参加者を和ませました。
会場からの声として
・夏、プールには来るけれど体育館には入ったことがなかった。楽しかった。
など子どもたちからの反応もありましたが、むしろ大人からの好意的な感想が目につきました。
・子ども会の行事でも楽しめそうなゲームもあり、親子で楽しめました。
・おもちをつくのは子どもも初めて。ぜんざいもとってもおいしかったです。
・子どもたちの元気なダンスを見ていると、大人も元気になれそう。
そして多くの方から「来年もまた来ます」という声を頂きました。
レポーターの杉本彰洋さんは、主催者として次のように振り返りました。
「親子で一緒に楽しめる冬の体験イベントとして今年で7回目を迎えました。すっかり定着した感がありますが、『新たなメニューはないか』とあれやこれや楽しみながら模索しています。来年も今年以上に満足度の高い体験イベントとなるよう、今から考えを巡らせています。」
来年はどんな新企画が飛び出すか、地域の子供たちにとって楽しみなイベントとなっていることが印象的でした。
B&Gレポーター 養父市おおやB&G海洋センター・杉本 彰洋