子供たちのスポーツ振興に、地域のスポーツ7競技の指導者が連携 2019スポーツチャレンジフェスティバル
高島市今津B&G海洋センター(滋賀県)
12月1日(日)午前9時30分から午前12時まで滋賀県の高島市今津総合運動公園を会場に、毎年恒例の「2019スポーツチャレンジフェスティバル」が開催されました。
公益財団法人ひばりが主催する同イベントは、高島市今津B&G海洋センター指導者会が共催しており、「高島市の子供たちにスポーツの楽しさを伝えたい」が合言葉です。市内で活動している七つのスポーツの指導者たちが、子供たちにそれぞれの競技の楽しさを伝えています。七つの競技は固定されておらず、今年はウエイトリフティング、リズムジャンプ、チアリーディング、サッカー、野球、テニス、ハンドボールという取り合わせで実施されました。
気持ちの良い冬晴れのなか、高島市内の小学1年生から4年生まで40人、各スポーツ団体から指導者とサポートスタッフが60人駆けつけてくれました。見学に訪れた保護者の方たちを合わせると総勢180人の大所帯でした。
参加者は年齢別の編成で、5~6人ごとに班をつくりました。それぞれの班は1種目15分のローテーションで、7種目すべてを体験しました。各種目は15分と時間こそ短いものの、その都度気持ちを切り替えることができます。おかげで最後まで集中力を切らすことなくプレーを楽しむことができました。
「もっとやりたい!」という気持ちを残したままイベントを終えることで、子供たちに「このままスポーツを続けたい!」という気持ちが芽生えることを期待しての構成です。
各スポーツの指導者たちは「上手くできなくても大丈夫」、「失敗してもOK!」、「楽しく元気に」という雰囲気をうまく作り出していました。子供たちの表情はイキイキとして、見守っている保護者の方たちにもスポーツの楽しさが伝わったに違いありません。
参加者は「ハンドボールでボールをゴールに入れることが出来た!」(小学1年男子)、「リズムジャンプは知っている曲で体を動かせて楽しかった」(小学4年女子)、「もっとやりたかった!」(小学3年男子)などと話していました。
レポーターの三浦将亮さんは、指導者として次のように述べました。
「私たち指導者は、他者貢献・社会貢献としてのスポーツを志し、地域を笑顔でいっぱいにすることが目標です。地域のスポーツ指導者と一緒になり、より多くのスポーツが体験できるイベントにしたいと考えています」
高島市には素晴らしい可能性を持った子供たちがたくさんいます。一生懸命スポーツと向き合っている指導者もたくさんいます。子供たちへのスポーツ振興、そして子供とスポーツ指導者の連携を目指してのイベントですが、B&G指導者会がその役回りを担えたことを誇らしく感じます。
B&Gレポーター 高島市今津B&G海洋センター・三浦 将亮